【グランクラス】上質感の中に現代的な快適性も追求
【グランクラス】日本の春夏秋冬をモチーフにしたデッキパネル
【グランクラス】は、飛行機でいえばファーストクラス。横3列に押さえた広々とした空間は、旅に上質な”ゆとり”をもたらしてくれます。
【グランクラス】の本革張りのシート
アイボリーホワイトの本革張りのシート(※)は、最大約45度まで、電動リクライニングが可能。
アテンダント
また、上質感を追求するだけでなく、アテンダントの呼び出しも可能な手元のコントロールパネルなど、現代的な快適性も追求されています。
【グランクラス】は、定員18名で、1両連結されます。
※一部に合成皮革を使用しています。
【グリーン車】モダンな雰囲気の落ち着いた空間
【グランクラス】が「華やかな気品」ある空間だとすると、【グリーン車】は「落ち着いたモダン」な雰囲気の空間ということができるでしょう。このブルーを基調とした配色というのは、とても落ち着きます。落ち着いた雰囲気の【グリーン車】
通路をはさんで2×2の横4列のシートは、包み込まれるような座り心地。背もたれと座面が連動し、「ゆりかご」のように動作します。
【グリーン車】は、定員63名で、1両連結されます。
【普通車】旅への期待がふくらむ明るい車内
普通車は、赤を基調とした明るい車内。いやがおうにも、旅への期待がふくらみます。明るい色使いの【普通車】
うれしい配慮だな、と感じたのは、まず、新幹線の普通車では初めてとなる各座席ごとに設置された電源コンセント。
各座席ごとに設置された電源コンセント
ビジネスユースはもちろん、観光でもスマホやタブレットの利用が当たり前となった今、ほかの新幹線路線にも取り入れて欲しいなと思います。
もうひとつは、上下に動き、高さを調節できる枕。これは、個人的に、すごく気に入りました!
枕の高さが調節可能
逆に、今回の試乗で残念に思ったのは、トンネルが多い路線のため、スマホを使っていると「圏外」になる区間がかなりあること。
特に、新規開業区間である長野~金沢は、トンネル内走行が、約44パーセントにもなるので、この点は、なんとか改善して欲しいなと思います。
次のページでは、トイレと車窓風景をレポート!