北陸新幹線に試乗してきました!
2015年3月14日、現在、東京~長野までつながっている新幹線が、いよいよ金沢まで開業。それに先立ち、2月5日、報道関係者向けの試乗会が開催されましたので、その様子をレポートします。まずは、新幹線のボディー、金沢駅ホーム、最上級クラスの「グランクラス」を撮影した、こちらの動画をご覧下さい。(音楽が流れます)
1423197302
北陸が日帰り旅行の圏内に!
北陸新幹線の開業により、東京~金沢が、最速2時間28分、東京~富山が、最速2時間8分に。今までと比べると、大幅な時間短縮となり、これで、北陸エリアが、首都圏からの列車での日帰り旅行の圏内に、十分、おさまることになります。停車駅の少ない「速達(最速)タイプ」の『かがやき号』を利用した場合、
朝、6:16「東京」発の「かがやき501号」に乗れば、「金沢」には、8:46着。
夜、21:00「金沢」発の「かがやき518号」に乗れば、「東京」には、23:32着。
つまり、最長、約12時間の現地滞在が可能になります。
日本三名園のひとつ兼六園もゆったり観光
ちなみに、臨時を除く定期運行の『かがやき号』は午前中5本、夕方から夜にかけて5本の、一日10往復の運転予定です。
新幹線ボディーデザインは「伝統と未来の融合」
今回の北陸新幹線試乗会は、大宮駅~金沢駅間で実施。大宮駅ホームで、待つことおよそ数十分、E7系の車両が入線してきました。大宮駅に入線する北陸新幹線E7系の車両
この車両は、昨年より東京~長野間で、『あさま号』として、先行投入されていますが、改めてコンセプトをご紹介すると、
空色のライン:北陸新幹線の沿線に広がる空の青さを表現、
銅色のライン:日本の伝統工芸である銅器などの銅色を表現、
ボディー色のアイボリーホワイト:日本的な気品・落ち着きを表現しているそうです。
洗練されたデザインの新幹線ボディー
営業運転最高速度260km/hという高速運転のために磨き抜かれたボディーラインと、日本の伝統的な色使いを基調としたボディーカラーは、「伝統と未来の融合」というコンセプトを体現しています。
次のページでは、車内の様子をレポートします。