わがまま感を自己投影
ガイド:「me.」「不一致do you do?」などを聴いていると、自我と葛藤しながらも、結構周りは大変だろうなと思われる、わがままな女の子の世界が見えてきます。これは、やはりMEMIさんを自己投影したのでしょうか? メンバーの意見もお聞かせください。
MEMI:
その2曲は、、、とくにそうかもしれないです。
日記的感覚に近いっていうか…
自己投影…なるほど~。そういうことかもしれないです、新鮮!
Qooo:
一応僕も、女子のわがまま感を表現したフレーズを詰め込んでますけどね(笑)☆
両曲の間奏は特に、そんなイメージです。
ガイド:
バンド的なサウンドと思わせつつ、時折わざと音を外した感じ、そして電子音がコラージュされていきますね。その辺りが、ジャミーメローの不思議な魅力になっていると思います。このようなサウンドには、どのように進化していったのですか?
タカノリ:
自分の好きなものを掘り当てていったら、こんな形になっていきました。まるで、大きな石を削っていったら、自然に形ができあがっていったような感覚です。
Qooo:
その方向に僕も目線を合わせていったらこうなってました。
MEMI:
イメージする音を、浮かぶ絵とかで伝えています。
寂空さんの津軽三味線
ガイド:6曲目の「白昼夢」でかなりイメージが変わります。自らシャミセニストと名乗っておられる寂空さんの津軽三味線が、とっても面白い使われ方をしていますね。寂空さんに参加してもらったいきさつは?
タカノリ:
友だちと一緒に寂空くんがステージに立ってて。
MEMI:
すごくかっこいい!と思って、ロックだなぁ!みたいな。
わたしがかっこいいとおもうものは、ジャミーメローと組み合わさってもかっこいいに違いない、と思って。
その日に言いました。いっしょにやりたいですって。
Qooo:
もー、ジャストフィット!
宇田道信さんの電子楽器ウダー
ガイド:続く「イミテーションアース」では、宇田道信さんが発明した電子楽器ウダーが登場。ウダーの演奏は確かCTO Lab.のライヴで宇田さんが登場されて、観た記憶があります。大きなネジのような不思議な楽器ですね。どのようにウダーに興味を持たれたのですか?
MEMI:
ぜんぜん音楽と関係ない知り合いから、「飲み友だちにおもしろいやつがいるから連絡してみなよ」って、いきなり連絡先渡されて。よくわかんないまま連絡して。そしたらおもしろかったので、参加してもらいました。
Qooo:
もー、ジャストフィット!