チョコレートは自分へのご褒美「自分チョコ」が過去最高額に
プランタン銀座が実施した『2015年版 バレンタインデーに関する女性の意識調査結果』(公式メールマガジン女性会員を対象にしたオンラインアンケート)によると、「自分チョコ」を用意すると答えた人は58%で、「自分チョコ」の予算は平均3,954円(前年3,183円)と過去最高金額になりました。自分へのご褒美「自分チョコ」に力が入ります
全体的にチョコレートにかける予算がアップしている中、「自分チョコ」に力を入れる女性が増えています。憧れのブランドチョコをこの機会に奮発して買う人、日本初上陸の特別なショコラやバレンタイン限定の話題性があるチョコレートなど流行に敏感な女性の心をくすぐる要素が多分に含まれているのは確かです。
恋愛成就の秘薬!? 不思議なチョコレートの力
ジョアン・ハリスの小説を映画化した『ショコラ』。ジュリエット・ビノシュが演じた主人公ヴィアンヌは、その人の好みにピッタリのチョコレートを差し出すことで、人々を魅了していきました。確かに、甘さや苦さ、芳醇な香りなどチョコレートには不思議な力が感じられます。チョコレートの原料のカカオ豆の研究では、血圧抑制効果やテオブロミンによってリラックスできたり、集中力や記憶力を高めたりする効果があるといわれています。スパイシーな刺激や、ワインやカクテルに合う深い味わいを好む人も多く、組み合わせによっても新鮮な食感が楽しめる。美や健康に敏感な女性がチョコレートを求めるのは、そのあたりにも理由がありそうです。
ちなみに、ある調査によると「本命チョコを渡して告白した」と答えた女性の約7割(67%)が「成功した」と答えています。逆に好きな女性からチョコレートをもらってホワイトデーに告白したことがある人の割合は、わずか4.8%ですが、その相手と付き合ったことがある人は70.8%です。予想以上にバレンタインのチョコレートは恋愛成就に効果あり、という数字が出ています。
「愛の誓いの日」に愛情を確認しあったり、愛を告白したりするためには、かなりのエネルギーが必要。愛情を伝える前の段階でも、体調を整えて気持ちを高めてくれるチョコレートは効果を発揮してくれるでしょう。
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