散歩/昭和を振り返る散歩ルート

閉店・移転するニユートーキヨー数寄屋橋本店へ(3ページ目)

再開発にともなって、77年間営業をし続けたニユートーキヨー数寄屋橋本店のビルが取り壊される。最後の約一ヶ月、さまざまなキャンペーンが行われるそうだ。かつては銀座のランドマークであった老舗ビアホールでいただく「復刻ビール」と「カミカツ」は絶品だった。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

ビールにめちゃくちゃ合うカミカツ

というわけで、さっそくカミカツをいただくことに。おっと、その前にザワークラフトをいただいた。というのも、たい平さんが初めてザワークラフトを食べた時、あまりにも酸っぱくて、驚いたそうだ。それがあるときからおいしく思え、自分も大人になったなぁと感じたのだそうだ。それって、よくわかる。
ちょうどいい酸っぱさのザワークラフト

ザワークラフト 505円(税抜) 黒ビール 中 762円(税抜)

自分も若いころはザワークラフトって酸っぱいなってぁて思ったけど、今はちょうどいいかんじ。やはり年を取ると味覚は変わるんだねぇ。こちらのザワークラフトもビールに合うタイプ。黒ビールが合うねぇ。そして、黒豚のカミカツ。
冷めてもおいしくいただける

ビールにとても合う「黒豚のカミカツ」 998円(税抜)

1978年(昭和53年)にレンガ造りに改装したときに新メニューとして開発したのがカミカツなのだそうだ。それまで人気のあった串かつを改良し、ビールに合うおつまみとして、お腹にたまらない薄いカツになったそうだ。ちなみにこのカミカツ、2/9(月)~2/15(日)の間に注文すると、スピードくじが引け、77円か777円になる可能性があるのだとか。熱々を食べて、なるほど、たい平さんがおっしゃるとおり、キムチソースのかかったキャベツといっしょに食べるとおいしい。さらに驚いたのは、ちょっと時間がたったカミカツを食べたのだけれど、冷めてもおいしいのだ。
2/23(月)・24(火)は77円で提供される

77年前のビールを復活させた「復刻の生 1937」

そして、ぜひ味わって欲しいのがこちらの「復刻の生 1937」だ。77年前の生ビールをそのまま再現している。いただいてみると、けっこう濃厚な味。今のビールがかなり軽く感じられる。このオリジナルの生ビール、2月23日(月)、24日(火)の2日間、77円で提供される。そのほかにもいろいろなキャンペーンもあるので、ニユートーキヨーのホームページでチェックして出かけてみてはいかがだろう。

【関連サイト】
ニユートーキヨー数寄屋橋本店 ファイナル大感謝祭

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