散歩/昭和を振り返る散歩ルート

閉店・移転するニユートーキヨー数寄屋橋本店へ(2ページ目)

再開発にともなって、77年間営業をし続けたニユートーキヨー数寄屋橋本店のビルが取り壊される。最後の約一ヶ月、さまざまなキャンペーンが行われるそうだ。かつては銀座のランドマークであった老舗ビアホールでいただく「復刻ビール」と「カミカツ」は絶品だった。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

林家たい平さんがカウントダウン時計を点灯

ニユートーキヨー数寄屋橋本店の閉店までのカウントダウン時計を点灯させるイベントが2月5日に行われた。まずはニユートーキヨーらしく、林家たい平さんと取締役会長である櫻井耕造さんによるビールの乾杯から始まった。
なんともニユートーキヨーらしいスタート

まずはビールを飲み干してからイベントがスタート

修行時代からニユートーキヨー数寄屋橋本店のファンで、今日も通い続けているというたい平さんが、カミカツを食べながらエピソードを語る。
かつて他のお客さんに教えてもらったというカミカツの食べ方

林家たい平師匠がカミカツの食べ方をレクチャー

若いころ、隣のテーブルに座った初老のお客さんに、カミカツの食べ方を教えてもらったという林家たい平さん。それは、下に敷いてあるキムチソースのかかったキャベツを巻いていっしょに食べるというもの。ほーっ。そういう食べ方があったんだ。
4リットル入るというビールジョッキ

かつてビアホールで流行していた「おべけシュタイン」

かつて4リットル入るというビアジョッキ、通称「お化けシュタイン」、これを30分で飲み干したら無料というサービスをやっていて、話題になったそうだ。また、このジョッキと仲間とともに回し飲みするのも流行したという。77年の歴史には、なるほどいろいろなことがあったのだ。
煉瓦のひとつにたい平さんがサイン

取り壊されたあとの煉瓦を77名にプレセントするそうだ

閉店にともない、ファイナルプレゼントキャンペーンが行われる。そのひとつが、取り壊したあとのメモリアル煉瓦のプレゼントだ。その煉瓦にたい平さんがサイン。
この時計は閉店まで店頭に置かれる

閉店までのカウントダウン時計がスタート

いよいよ、閉店までのカウントダウンがスタート。前述したように閉店までいろいろなキャンペーンが実行される予定だ。その一部を次ページより紹介。また、お話に出てきたカミカツを試食させていただいた。
カウントダウン時計の点灯動画はこちら。
次ページではカミカツをいただきます。
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