高いデザイン性が特徴のcadoから第二世代が登場
cadoとは「すべては豊かな空間のために」という理念をかかげ、高い技術と普遍的な美しさを実現した製品を開発している、日本の新興メーカー。2011年に設立し、2012年に空気清浄機を発売し注目を集めました。2013年には加湿器を発売し、このモデルは第二世代。初代からデザインは大きく変更されていませんが、随所に改良が加わりました。では、製品について詳しくご紹介しましょう。
加湿器には見えない印象的なデザイン
先端から吹き出すミストと水の中の光が幻想的な雰囲気を醸し出してる
超音波の弱点を克服した「浮遊菌抑制機能」
加湿方式は、水を超音波で振動させ細かなミスト状にして放出する超音波式を採用。超音波式は、運転開始とともに、ミストが放出される立ち上がりの早さや、ミストが目に見えるため効果が実感しやすいことなどがメリットですが、水をダイレクトに空気中に放出するため、雑菌の繁殖など水の清潔性を維持するのが大きな課題でした。その課題を解消しているのが、タンク内の水と空気中の細菌を一度に除去する「ゼオクレア・テクノロジー」です。この「ゼオクレア・テクノロジー」は、独自開発した抗菌ゼオライト(沸石)をカートリッジとして給水タンクの中にセットすることで、タンク内の水を抗菌。その水が本体内部を抗菌し、さらにミストとして空気中に放出されることで、空気中に浮遊する菌やウィルスを抑制するという仕組みとのこと。清潔なミストで部屋の空気もキレイになる、新しい提案です。
製品は組み立て式
まず、本体となる台座部分の本体カバーを外し、ダクトホルダーをはめ込みます。本体カバーを元に戻したら、ミストが吹き出す金属の筒(ダクト)をホルダーに被せてセット。次に、給水タンクの底側に除菌機能搭載カートリッジを取り付け、本体に差し込みます。吹出ノズルをダクトの先端に差し込めば、完成です。パーツは結構たくさんありますが、組み立ては意外と簡単なので、あっという間に完成しました。気になったのが、製品が入っている箱が、とにかくデカイこと!荷物が届いた時には、いったいどんな大きな加湿器なんだ?と驚いたほどです。しかし中を見てみると、台座部分・円筒・カートリッジなど、ひとつひとつのパーツは大きくありません。要は、長さがあるパーツがあるため、どうしても隙間がたくさんになり、結果的に箱が巨大になっていたようです。が……加湿器は季節家電なので、使わない期間は収納することになり、箱にしまいたい人も多いはず。組み立てた時より箱にしまう方が大きくなるのはいただけません。次回は、コンパクトに収納できる箱を開発して欲しいです!
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