スキマ時間を活用してお金力をアップする
お金力をアップするには?
――限られた時間の中で、より良いパフォーマンスを上げるには、どんなことを意識すればいいでしょうか?
中島孝志さん “時間の有効な使い方”に気を配ることです。例えば、移動時間をどう過ごすかで、仕事のパフォーマンスにも違いが出てきます。眠ったり、本を読んだり、ゲームをして過ごしたりと、体と頭を休める時間にあてるのもひとつの方法ですが、デキるビジネスマンは、移動時間も仕事の時間と捉え、頭を働かせているものです。メールの返信を済ませて次の展開を考える、何の仕事から片付けるか、誰にどういう順序で降るかなど、仕事の段取りを考える。会社に着いたらすぐに行動に移せるよう、準備を整える時間にあてます。段取りや優先順位を手帳に記したり、TODOリストを作成するのも良い方法ですね。
―――移動時間を効率的に使うことで、仕事の流れを止めずに済みますね。
以前、「アウトプットを意識する」ことについて伺いましたが、アイデアをカタチにして企画力をつけるには、どうすればいいでしょうか。
ポストイットは家中に置いておく!ヒラメキをメモする
ポストイット活用術
その次に、インプットしたアイデアや情報をノートや手帳にまとめていきます。役立つ情報だけに絞込み、内容をどんどんブラッシュアップしていく。
それが済んだら、今度はアウトプット。まとめた情報を再びノートに書き出して、テーマや自分が実現したいことに加工していきます。そして、それを踏まえて実際の行動に繋げていくわけです。インプットとアウトプットを繰り返すこの一連の流れで、企画力がどんどん高まりますよ。
――インプットをそのままで終わらせないためには、“情報を加工する”アウトプットの作業が大事ですね。
中島 まずは「書き出す」クセを付けることから始めましょう。頭のなかのモヤモヤも、視覚化することで明確になり、やるべきことが見えてきます。デキる人は大抵、アイデアの元となるネタ帳を持ち歩いているケースが多いもの。ぜひメモ魔になってください。
★中島さんのインタビューは今回で終了します、ご愛読ありがとうございました
【過去のインタビュー記事はコチラ】
第1回 年金は75歳からで良い?カリスマが語る収入アップ術
第2回 収入が上がらない時代には「目標」が大事
第3回 お金持ちになるためのアウトプットの方法
第4回 「お金のツキ」を引き寄せる人になるための方法とは?
教えてくれたのは……
中島孝志(なかじまたかし)さん
取材・文/西尾英子