検索エンジンから目を付けられやすいリンクファームとは?
リンクファームに注意しよう
そのため、初心者アフィリエイターの中には、外部リンクをたくさん集めて手っ取り早く検索順位を上げようと考える人もいるでしょう。その時、自分の運営するアフィリエイトサイトにリンクをしてもらう方法のひとつが、相互リンクです。
相互リンクとは他の人が運営しているサイトへ交渉し、互いにリンクを送り合うという方法です。この相互リンクをしあう仲間が増えて行くと、結果的に小規模の組織で互いにリンクしあうことでリンクの環が牧場(ファーム)のように囲われる様になります。
SEO用語では、このリンクの環が牧場の様に囲われる事をリンクファーム(組織型相互リンク)と呼びます。
ペナルティの連鎖を受けやすい
自然なリンクの場合、コンテンツの中で参考情報としてサイトやブログが紹介されています。そのため、リンクファームによってサイト同士が組織的にリンクしあえばしあうほど、検索エンジンから不自然なリンクと認識される確率が高くなってしまいます。検索エンジンは、検索ユーザーを満足させるために良質のサイトやブログを上位表示させようとしています。そのため、価値のないサイトにも組織的にリンクを送りあうことで、無理やり検索順位を上位に押し上げようとしているサイトへは、検索順位を下げるペナルティをかけることがあります。
さらに、組織的にリンクをしあっているため、互いにリンクを送りあっているサイトのどれかひとつが検索エンジンからペナルティを受けてしまうと、リンクを送りあっている他のサイトも同様にペナルティを受ける可能性が高くなります。
リンクファームでSEO対策をする人がいる理由
実際に、リンクファームに参加すると一時的に検索順位が上がることもあります。しかし、検索順位を決めるうえで不正に検索順位を上げようとする行為は、マイナス評価を受けることはあってもプラス評価を受けることはありません。
そのため、組織的にリンクを送り合い不正に検索順位を上げようとするリンクファームが、グーグルに見つかったタイミングで検索順位を大幅に下げられたり、検索結果の圏外にサイトが飛ばされるペナルティを受けることもあります。
特に近年、グーグルは検索順位を不正に上げようとしているサイトへ、目視でチェックを行い、手動ペナルティを与えているという事例があるので、不正に検索順位を操作しようとする行為は厳しい制裁を受ける可能性が高くなってきています。
このようにSEO対策のつもりでも結果的にペナルティを受ける原因になる可能性があります。その為、組織的にリンクを送り合うリンクファームには参加しないように注意しましょう。
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