卵のエチュード
ガイド:シングルとしてリリースされた1曲目の「卵のエチュード」は、映画『殺人ワークショップ』のために書き下ろしされましたが、どのようなきっかけでこの映画に関わることになったのですか?
卵のエチュード/マイハッピーお葬式 (amazon.co.jp)
北村:
監督が、わたしの「だ・い・す・き」のPVを撮ってくださった白石晃士監督なので、その流れからお話いただきました。
わたしのライオン
ガイド:新曲も2曲収録されています。「わたしのライオン」のヴァイオリンは、ムーンライダーズの武川雅寛さん! ご一緒にレコーディングをされた感想は?
北村:
武川さんはくじらさんとゆう愛称が本当にぴったりな、心も身体も奏でる音楽も、全部が大きくておおらかですばらしかったです。
かしぶち哲郎さんへトリビュート
ガイド:約1年前にお亡くなりになったかしぶち哲郎さんへのトリビュート盤『a tribute to Tetsuroh Kashibuchi~ハバロフスクを訪ねて』にも参加されましたが、「さなぎ」はムーンライダーズとしてのアルバム『ANIMAL INDEX』(1985年)から。この曲をカヴァーすることにした理由は?
a tribute to Tetsuroh Kashibuchi~ハバロフスクを訪ねて (amazon.co.jp)
北村:
シンプルなんだけど不思議な歌で、結構エロエロでキワキワなワードが飛び出しまくりな歌詞なんやけど、ストレートにエロい感じはしなくて、なんか絶妙な歌なので好きです。
レコ発
ガイド:大阪・東京・京都でCD発売イベントも企画されていますが、抱負を語ってください。
北村:
わたし、あんまりレコ発って得意じゃないのですが、今回は10周年記念ってことで、3回もさせてもらうことになりまして。
大阪はピアノがない会場なのでトイピアノで、かわいいめのセットでやります。わたし、わらびすこ舎とゆう名ばかりのレーベルをやってまして、わたしが舎長で、あと副舎長がいるんですが、副舎長がDJします。わらびすこ舎イベントははじめてちゃうかな。アルバムも先行発売するので是非来ていただきたいです。
東京は、渋谷にあるセブンスフロアとゆう、グランドピアノがあって劇場っぽいつくりの素敵な会場で、大尊敬している早川義夫さんをゲストにお招きして開催します。これはザ・レコ発とゆう感じのイベントになりそうです。早川義夫さん作曲、わたしが作詞して一緒に作らしてもらった曲があるんですが、それもデュエットします。
京都は、ブックレットにも寄稿していただいた森下くるみさんをトークゲストにお招きして、おしゃべりもしつつ、ライヴもします。こちらもとてもたのしみです。
ガイド:
各地で、ゲストも違い、楽しいレコ発ライヴになりそうですね。不躾な質問もあったと思いますが、いろいろお答えいただき、ありがとうございました。
【関連リンク】
kitamurasakiko.net (公式サイト)