動物園に遊園地を併設した総合レジャー施設・東武動物公園
浅草を起点とする東武スカイツリーラインの駅名にもなっている東武動物公園は、動物園に遊園地を併設した総合レジャー施設です。百数十種類の動物が勢揃いする動物園
敷地面積16万坪にも及ぶ広大な園内は、動物園ゾーンと遊園地ゾーンに分かれています。西のエリアの動物園ゾーンには、百数十種類の動物が飼育されています。「どきどきストリート」、「ほのぼのストリート」などのエリアで、種類ごとに動物を観察することができます。動物園きっての人気者、ホワイトタイガー
「どきどきストリート」の「キャットワールド」にある「ホワイトタイガー舎」の前からは、人波が消えることがありません。ホワイトタイガーは、インドに生息していたベンガルトラの白変種です。野生では絶滅してしまったトラは、世界各地の飼育施設で250頭前後が飼育されているのです。国内の飼育数は約30頭で、首都圏では東武動物公園で暮らす2頭だけなのです。トンネルから見上げる百獣の王ライオン
ホワイトタイガーの横はライオン舎です。数頭のライオンがサバンナのような空間を精悍な姿で歩きまわります。百獣の王とガラス越しに睨めっこした後は、テリトリーの下に設けられたトンネルに潜入します。ライオンの足の裏やお腹を下から眺める趣向が凝らされているのです。ポニーに乗馬して動物ふれ合い体験
「キャットワールド」の西は、「ふれあい動物の森」となっています。ここでは、ヤギやヒツジなどの小動物にふれ合うことができるばかりでなく、ポニーに乗馬することもできます。微笑ましいショーと幻想体験が横並び
「どきどきストリート」の北側は、「ほのぼのストリート」です。オットセイプ-ルでは、毎日数回ショーが開催され、愛嬌のあるオットセイが次々に、器用な技を繰り出してくれます。プ-ルのすぐ横には、珍しい体験ゾーンの「ほたリウム」があります。足元すら見えない暗闇の中で、仄かなホタルの光が上下左右するのです。日頃の生活ではありえないファンタジックな劇場です。次のページでは遊園地ゾーンについて解説します。