オーストリア/ウィーンの観光

初心者でもわかる!憧れのウィーンオペラ座基礎知識(2ページ目)

憧れの音楽の都ウィーンで一生に一度は実現させたいウィーン国立歌劇場(オペラ座)での音楽鑑賞。でも自分の目的にあった席がわからない、チケットの取り方がわからない、場違いな服装をしていたらどうしよう……などなど不安事項も多いことでしょう。ということで、今回はオペラ座の座席の解説とチケットの買い方、およびドレスコードについて詳しく見ていきましょう!

ライジンガー 真樹

執筆者:ライジンガー 真樹

オーストリアガイド


オペラ座の公演チケットの買い方

オペラ座の音楽シーズンは毎年9月~6月ですので、その時期内であれば以下の方法でチケットの購入が可能です。
  • オンライン
    昨今では専らオンラインでのチケット購入が主流。オペラ座の公式ウェブサイトで希望の日時(※)と公演プログラムを確認してチケットを購入します。その際、座席表を確認しながら自分で自由に座席を選ぶことができるのが魅力。ユーザー登録を済ませたあと、クレジットカードでの支払いとなります。
※チケットは2か月先まで購入可能。それ以降はスタンバイチケットの予約となります。
  • チケットセンター(Bundestheaterkassen)
    オペラ座向かい(リンクからオペラ座に向かって左側)にあるチケットセンター。
    住所:Operngasse 2, A-1010, Wien
    電話:+43-(0)1-514447880
    営業時間:月~金 9:00~18:00、土・日・祝 9:00~12:00 (ただし7~8月、クリスマス前4週の土曜日を除く)
     
  • オペラ座内のチケット窓口(Kasse im Foyer)
    オペラ座建物内の玄関広間にあるチケットカウンターでは、時間により前売り券・当日券の両方が販売されています。
    営業時間(前売り券):月~金 9:00~上演2時間前まで、土 9:00~12:00、日・祝 休業 (ただし7~8月、クリスマス前4週の土曜日を除く)
    営業時間(当日券):上演2時間前よりオープン
     
  • オペラ座内の立見席チケット窓口(Stehplatzkasse)
    当日券用の窓口の反対側には、立見席用のチケットカウンターが設けられています。このカウンターへの入り口はオーパーン通り側(ケルントナー通りとは反対側)になります。窓口のオープンは上演の80分前からですが、人気の演目であれば早めに並ぶことをお勧めします。
     
  • オペラ座内のインフォメーション(Info unter den Arkaden)
    オペラ座建物内(ケルントナー通り側)のアーケード下にあるインフォメーション。ここでも前売り券・当日券ともに販売されています。
    営業時間(前売り券):月~金 9:00~上演の1時間前まで、土 9:00~17:00、日・祝 休業
    営業時間(当日券):上演時間の1時間前よりオープン
  • 電話
    クレジットカードのみの受付になるものの、電話での前売り券購入も可能です。
    電話:+43 (0)1-513-1513
    営業時間:毎日10:00~21:00
    利用できるカード:アメックス、ダイナース、ビザ、マスター、ユーロカード、JCB
  • ホテルのコンシェルジュ
    ドイツ語もしくは英語が話せれば、滞在ホテルのコンシェルジュに頼むという手も。割高にはなるものの現地のコネを駆使し、八方手を尽くして探してくれるので、入手困難なチケットでも依頼してみると良いかもしれません。
     
  • 日本のチケットエージェント
    インターネットも外国語も不慣れな場合は、日本の専門エージェントに頼むのが確実でしょう。手数料は安くはありませんが、外国語でのやり取りや手配など、瑣末なことで気を揉まずに旅行と音楽鑑賞に専念できるのがメリットです。
オンラインは時差を気にせず自宅から24時間購入できるのが利点。またチケットカウンターでの購入は現地入りしてからとなるため、見たい演目や希望カテゴリーの座席が完売しているという危惧もありますが、チケットをその場で手に入れられるうえ、不明点を直接質問することができるのが安心ポイント。一度購入したチケットはキャンセル不可なので、自分のスタイルに合わせてより安心な方法を探すと良いでしょう。

オペラ座のドレスコード

プレミアなど華やかな場であれば、ワンランク上のドレスアップが必要ですが、ウィーンは基本的にカジュアル派が多いため、通常の公演であればそこまで気張る必要はありません。但しどこの座席カテゴリーでもきちんとして見えるアウトフィットを。つまり女性であればカクテルドレスやワンピース、スーツなどにクラッチか小さめのハンドバッグ、男性であれば少なくともジャケット着用(ハイランクの座席カテゴリーではタイ着用)が望ましいでしょう。また立ち見席は、悪目立ちしない程度であればジーンズにセーターなどのカジュアルな服装でも大丈夫です。ただしオペラ座で記念撮影をするのであれば、良い思い出となるのでぜひお洒落して出かけて下さいね!

<DATA>
Wiener Staatsoper/ウィーン国立歌劇場(オペラ座)
住所:Opernring 2, A-1010, Wien

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