いよいよ受験の最終盤。出題される範囲や傾向の再確認を
私立大を志望している受験生は、2月上旬から下旬の一般試験に向けてもう一踏ん張りの時期です。センター試験後はほとんどの高校で学校の通常授業も終わるため、自分の学習に費やせる時間が長くなり、濃密な受験勉強ができる時期といえます。また、私立大と国公立大を併願する場合には、もう一度、親子で両方の試験日を確認して、無理のない受験プランを立てましょう。「新課程入試」の初年度にあたる今年は、大学によっては出題範囲も変わるケースがあるので、個人では予想や対策が難しい面もあります。新たに学習項目に加わったところなどは試験に出やすい可能性もありますので、予備校が発表している予想問題や模擬試験の結果をよくチェックするよう、アドバイスしましょう。
とはいえ「新課程」といっても、どの受験生にとっても試験の条件は同じです。また学校や予備校でも十分な対策をしてくれますので、過度に心配する必要はありません。親としては冷静に、辛抱強く、受験に立ち向かうお子さんを支えてあげてください。