シンガポール/シンガポールのグルメ・レストラン・屋台

オーチャード駅近、インドネシア料理の食べ放題

オーチャードの駅近インドネシア料理ビュッフェ、「ライステーブル」。元々シンガポールで食べるマレー料理と似たメニューが多いインドネシア料理。席につくと、魚介料理や肉、野菜料理等、様々な小皿料理がずらりと並びます。食べ終わると、気に入った料理はおかわり自由。席を立つ必要もなく、次々に持って来てくれるので、とってもラクチンです。

仲山 今日子

執筆者:仲山 今日子

シンガポールガイド

インドネシア植民地時代に由来する「ライステーブル」とは?

解説

やや落とし気味の照明で落ち着いた雰囲気の店内

元々マレーシアの一部だったシンガポール。ローカルフードとして食べられているマレー料理と共通項が多いのが、インドネシア料理です。
インドネシアがかつてオランダの統治下にあった時代に、地元のインドネシア料理を知らないオランダ人領主に対して、少しずつ小皿で料理を出し、口にあったものをおかわりしてもらう、「リスタフル」という風習があったそう。その食事を再現したのが、「ライステーブル」。自分で料理を取りに行かなくていい、インドネシア料理のビュッフェのようなイメージです。ちなみに、リスタフルは、英語で言うと、ライステーブル。それが、そのまま店名になっています。
お店に入ると、まずはバナナの葉で作った器からたっぷりとご飯がよそわれ、食事がスタート。ランチタイムは14種類の料理が17.88シンガポールドル、ディナータイムは20種類の料理が28.49シンガポールで好きなだけ食べられます。

小皿で盛りだくさんのメニューが登場、いったいどんな味?

解説

ずらりと並んだインドネシア料理

解説

お好みの味を見つけてみて

特にお勧めは、シンガポールでもローカルフードとして知られているビーフレンダン(Spicy Beef Stew、写真上段中央)がホロホロに煮込まれていて美味しいです。その他、ローカルフレーバーの海老味噌の効いた野菜の炒め、Spicy Fried Kangkong(写真下段中央)、香ばしく焼き上げられた鶏肉のサテ、Chicken Satay(写真上段右端)などが個人的には気に入っています。サービスされる際に、料理の名前は特に説明されないので、食べ終わった小皿を下げてもらう時に、「これをもう一つお願いします」と注文すると、あれ?なんという名前か分からない! という事態を避けられます。
全体的に唐辛子の効いたものも多いので、辛いものが好きな方に特にお勧めです。メニューは時々変わりますので、気になる方は以下のウェブサイトをご覧くださいね。
予約なしだと満席で待つことも多いのですが、MRTオーチャード駅からすぐそばの便利なロケーションですので、お天気のよくない時も、気軽に入れて便利ですよ。

<DATA>
The Rice Table
営業時間:ランチ12:00~15:00、ディナー18:00~21:15
住所: 360 Orchard Road #02-09/10 International Building ,238869
TEL:+65 6835 3783
アクセス:MRTオーチャード駅から徒歩2分ほど

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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