本展は、住宅をめぐる20年分の出来事を年表化して暮らしの変化を再認識し、住宅設備や内外装などの住宅に関わる主要なエレメントに焦点を当てて、さらに次の20年へ向けた住宅の未来を展望する内容となっています。
JUTAKU Timeline エレメントからみる住宅の可能性
会期:2015年1月8日[木]~2月10日[火]※水曜休館(祝日を除く)
10:30~19:00 入場無料
会場:リビングデザインセンター OZONE 7階 リビングデザインギャラリー
主催:リビングデザインセンター OZONE
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内
お問い合わせ:リビングデザインセンター OZONE TEL.03-5322-6500(代)
会場のリビングデザインギャラリー。
左側は外装材の展示「窯業系サイディングの20年 by ニチハ」。
入口正面の「住宅と暮らしの20年」の年表。
1994年から2014年までのOZONEや建築関連のトピックスがピックアップされ、倉方俊輔氏(建築史家)、島原万丈氏(HOME's総研所長)、三浦祐成氏(新建新聞社社長)のコメントが展示されている。
奥の書斎コーナーは「ブラインド・ロールスクリーンの20年 by TOSO」の展示。
入口左のダイニングキッチンは「ガスコンロの20年 by 東京ガス」と床面の「複合フローリングの20年 by 朝日ウッドテック」の展示。
階段室は「床タイルの20年 by 平田タイル」の展示。
寝室には、入口に「内装ドアの20年 by ウッドワン」、ベッドの正面の2枚の壁に「壁紙の20年 by サンゲツ」と「室内ペイントの20年 by 日本ペイント」、床に「カーペットの20年 by 東リ」が展示されている。
洗面室とトイレのコーナーは「洗面の20年 by TOTO」と「便器の20年 by TOTO」の展示。
バスルームは「ユニットバスの20年 by TOTO」の展示。
若手建築家5人がリスペクトする建築
寝室の奥に設けられた「建築家が選ぶ日本の住宅20年」のコーナーには、本展の会場構成を担当した青木弘司氏(青木弘司建築設計事務所)をはじめとした1970年代生まれの若手建築家、伊藤暁氏(伊藤暁建築設計事務所)、猪熊純氏(成瀬・猪熊建築設計事務所)、鈴木謙介氏(鈴木謙介建築設計事務所)、長崎辰哉氏(アトリエハレトケ)がリスペクトする建築作品へのコメントと自作の住宅模型が展示されています。
連動シンポジウムも開催
会期中と3月に連動企画として3つのシンポジウムが開催されます。いずれも会場は新宿パークタワー1F ギャラリー1、参加費1000円※(税込)、定員100人、事前申込制・先着順です。こちらもぜひご参加下さい。
vol.1「これからの住まいに本当に必要な機能と技術を考える」
日時:2015年1月31日[土]16:30~19:00
出演:三浦祐成(新建新聞社社長)、難波和彦(建築家)、播 繁(構造設計家)、藤村龍至(建築家)
vol.2「住まいのかたちにプロは要るのか? ~住宅の価値をあらためて考える~」
日時:2015年2月7日[土]16:30~19:00
出演:倉方俊輔(建築史家)、島原万丈(HOME's総研所長)、松川昌平(建築家)、若林恵(WIRED日本版編集長)
vol.3「暮らしと仕事とデザインのかかわり」
日時 : 2015年3月17日[火]18:00~20:00
出演 : 川島蓉子(ifs未来研究所所長)、佐野研二郎(アートディレクター)、林信行(ITジャーナリスト)、横川正紀(ウェルカム代表)
※CLUB OZONEプロフェッショナル・ユース・法人会員の方は無料