定番お土産その3:白えびせんべい
富山の代表的な海産物で富山湾の宝石と呼ばれるシロエビを使ったお土産も人気です。
例えば富山吟撰堂の『白えびせんべい』は、50年以上のキャリアを持つ職人が作る人気の商品。数あるシロエビのせんべいの中でも、筆者は個人的にこの商品が気に入っています。
富山駅前にある「きときと市場 とやマルシェ」というお土産売り場に行き、富山の名品を扱うお店の店員さんに聞いてみたところ、富山吟撰堂の商品が類似のシロエビのせんべいの中で売り上げNo.1だと教えてくれました。
せんべいは年代を問わず、誰にでも喜んでもらえるお土産です。ぜひとも手に取ってみてくださいね。
・富山吟撰堂 白えびせんべい
値段:白えびせんべい(箱22枚入り)1080円(税込)
購入可能場所:富山駅、富山あるぺん村など
公式ホームページ
定番お土産その4:ホタルイカの沖漬
次は同じく富山湾の海の幸を生かしたお土産になります。富山湾の神秘と呼ばれるホタルイカの沖漬で、特に川村水産の『ほたるいか沖漬』は、モンドセレクションで3年連続金賞を受賞したほどの完成度を誇る代表的な商品になります。
同社の沖漬は、目玉を一匹一匹丁寧に取り除いたホタルイカを、しょう油とみりんを加えた富山湾の海洋深層水に漬け込んだ塩辛で、口に入れると刺身のようなプリッとした食感が来て、間もなくコクのあるうまみが口いっぱいに広がります。
温かいご飯にのせて食べてもおいしいですし、日本酒にも最高に合います。未開封であれば1か月ほどは持ちますが、要冷蔵の生ものですので、購入時には念のため賞味期限をチェックしたいですね。帰宅したらすぐに冷蔵庫に入れ、長期保存の場合は冷凍庫に入れるといいみたいですよ。
○川村水産 ほたるいか沖漬
値段:1080円(税込)
購入可能場所:立山あるぺん村、富山駅、有磯海サービスエリア、富山空港など
公式ホームページ
次は渡すときに大盛り上がり間違いなし、ケロリン桶のお土産を紹介します。
富山の定番お土産その5:ケロリン桶
定番という言葉で紹介していいのか迷いますが、とにかく喜ばれる、渡す瞬間に大いに盛り上がるお土産と言えば、『ケロリン桶』になります。誰もがどこかの銭湯で見かけた覚えがあるはずの風呂おけですね。古くから越中売薬の配置薬を全国に届けてきた薬の町が富山です。現在も医薬品の生産額で全国一の規模を誇る薬都として発展を続けています。
そんな富山にある製薬会社の1つ、内外薬品が前東京オリンピックの前年である昭和38年に、睦和商事の営業スタッフの勧めで、東京駅八重洲口にあった東京温泉の風呂おけに広告を出したところから歴史が始まるそう。
蹴飛ばしても踏みつけても、びくともしない耐久性を持ち、衛生的にも優れるプラスチック製の広告入り風呂おけは、瞬く間に全国に広がったと言います。公式ホームページ情報によれば、累計で250万個ほど納入してきたのだとか。
現在でも年間で4万~5万個ほどの納入が続き、お土産品としても駅や空港など主要な場所で販売されています。
レトロでキュートな見た目と硬質な手触りが人気で、お土産として渡せば確実に喜んでもらえるアイテムです。安いプラスチック製の洗面器との違いは、触った瞬間に分かりますよ。
・ケロリン桶
値段:1300円(税抜)
購入場所:富山駅、富山きときと空港、サービスエリアなど
次はご当地ラーメン、富山ブラックのお土産を紹介します。
富山の定番お土産その6:富山ブラックのラーメンセット
最後はお土産用の富山ブラック。富山ブラックとは、真っ黒に見えるほど濃いしょうゆ味のスープが特徴的な富山発祥のラーメンですね。詳細は「富山駅の「元祖の味」もうまい!富山ブラックラーメン」をチェックしてみてください。県内に富山ブラックを出すお店は幾つか存在し、元祖『西町大喜』や東京ラーメンショーでV5を達成した『麺家いろは』などが有名で、名店の幾つかがお土産用のラーメンを販売してくれています。
ただ、某有名店の公式ホームページによると、その手のラーメン店プロデュース商品を買う前には、製造者情報を見るべきなのだとか。本当にお目当てのラーメン店が作っている商品なのかどうかを、確かめてから買った方がいいからですね。商品選びの1つの基準として、チェックしてみてください。
以上、富山観光の際に買って帰りたいお勧めのお土産をまとめましたが、いかがでしたか? どの商品も富山駅、富山空港、県内のデパート、サービスエリアなどに置いてありますので、ぜひとも手に取ってみてくださいね。