石田陽子の恋愛コラム/石田陽子の恋愛情報

人生を変える「恋の勝負服」はありますか?(2ページ目)

「いい恋がしたい」と願っているのに、せっかくの出会いの場面で無難な服を選んでいたり、逆に張り切りすぎて別人のように装ってしまったり…。今回のコラムのテーマは、自分らしさを発揮できるスタイル、似合う服の見つけ方です。今年こそ「一生ものの幸せ」を手に入れたいと思いませんか? 

石田 陽子

執筆者:石田 陽子

恋愛ガイド

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人生を変える恋の勝負服を選ぶために

人生を変えたいとき、恋愛で積極的になるためには、どんな基準で服を選べばいいかを挙げてみます。

繕い裁つ人

@2015池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会


(1)自分を知る
一生ものの服を繕い裁つ市江のデザインブックには顧客のサイズや情報が細かく記されていました。自分のサイズだけでなく、似合う色や特徴など書き出しておくと服も選びやすくなります。

(2)なりたい自分を具体的にイメージする
『繕い裁つ人』の中に、年に一度の夜会の場面があります。30歳以上の大人しか参加できず、特別な服を着て音楽とダンスとワイン、そして会話を楽しんで一夜を過ごします。仕事や雑用に追われている普段の自分とは違う、特別な時間を過ごすための服が幸せを運んでくれる、そんなイメージも服選びには必要。

(3)楽しみながら情報収集
街を歩いているおしゃれな人を見るだけでも参考になります。意識してアンテナを張っておくと自分に似合う服との出会いも増えるでしょう。

(4)辛口ファッションチェックにも耳を傾ける
人の振り見て我が振り直せという言葉もあるくらいで、人の失敗からも学び、自分らしいスタイルを確立するためには鋭い指摘も冷静に受け止めましょう。

(5)直感を大切に
「この服を着たら元気がでそう」「ワクワクする」など、気分を上げてくれるかどうかも服選びの重要なポイント。ただ、その人によって似合う色、デザインがあるので、「より表情が明るく見える」「スッキリした印象になる」など比較できるものがあれば必ずチェック。自分では分かりにくいときもあるので、信頼できる人のアドバイスも参考に。

たくさんの物、多くの服に囲まれていることがおしゃれなことでも、幸せなことでもないことに多くの人が気づいています。市江のように頑固に自分のスタイルを貫き生きて行くためには、相当な覚悟も必要ですが、大切な場面で自分らしさを発揮できずに後悔しないためにも、「私はこのスタイルが好き」と胸を張っていえるような、選んだものに愛着を感じていられる人はいいな、と思うのでした。

繕い裁つ人

@2015池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会


作品情報『繕い裁つ人』

監督:三島有紀子
脚本:林民夫
原作:池辺葵「繕い裁つ人」(講談社「ハツキス」連載)
出演:中谷美紀 三浦貴大 片桐はいり 黒木華 杉咲花 中尾ミエ 伊武雅刀 余貴美子
配給:ギャガ
公式サイト:tsukuroi.gaga.ne.jp
2015年1月31日ロードショー

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