ビジネスに使えるレジャーホテルも!
いわゆるホテル街のド真ん中にある元レジャーホテルが、ビジネスホテルへ業態変更したケースもあります。「ビジネスホテル国際ホテル歌舞伎町」は、ホテル名に「ビジネスホテル」を冠していますが、元レジャーホテルの建物だけあり、客室面積の広さが特徴的です。
客室には大きめの冷蔵庫や電子レンジも備え利用価値が高そうです。
東京都文京区湯島のレジャーホテル街にある「ホテルリンデン」も特徴的です。場所柄、一瞬レジャーホテルかと思いきや、館内に入ると開放的な広いロビーに白いソファが配され、打ち合わせもできそうな雰囲気です。フロントスペースも広く笑顔でスタッフが立っています。ここを見る限りはシティホテルすらイメージされます。
一方、客室へ入るとレジャーホテルの雰囲気です。広々したバスルームにはテレビ付きのジェットバスも配されています。そもそも、レジャーホテルの客室は設備や広い客室面積など贅沢さが特徴でもあるので、利用者によってはお得な料金と感じる方もおられることでしょう。
レジャーホテルといえば、フロント上部が目隠しされ、スタッフと顔を合わせないケースも多いですが、JR大塚駅前に位置する「ホテルアペルト」もフロントカウンターはオープン。筆者が出向いたときは素敵な女性スタッフが対応していました。ロビースペースには革張りのソファが並び、レジャーホテルの雰囲気は皆無。スタッフとゲスト、ゲスト同士が顔を合わせても「気まずい雰囲気」はなく、そもそも男性1人でのビジネスユースも可能なホテルです。
筆者が利用した客室はとにかく明るく開放的。
大きな窓からは大塚駅前が一望できます。
スタイリッシュなインテリアに明るいバスルーム、南国リゾートの雰囲気すら漂います。
プロジェクターまで備え、大迫力で映画も楽しめそう。そもそもレジャーホテルはVOD(ビデオ・オン・デマンド)無料が基本です。
2014年9月に東京都青梅市にオープンした 「ホテルプルメリア青梅」もフロントはフルオープン。若い女性スタッフがキビキビ対応していました。
オープンして間もない客室は綺麗。レジャーホテルという雰囲気はなく、周辺の住宅地が望める窓もあります。豊富に備えられたアメニティが唯一のレジャーホテルらしさかもしれません。
オープンのフロントは法令上の要請による場合もありますが、いずれの施設もレジャーホテル特有の淫靡な雰囲気は皆無で、ビジネスユースにも対応する施設が多いことも特徴といえます。