スマホでFFXIII!

FF13の図

スマートフォンでFF13が遊べる!

おそらく、体験すればかなりの人が、これはすごい、と思うんじゃないでしょうか。一方で、しばらく遊んだら、「…うーん、惜しい」と思う人もとても多いと思います。それでも、なんかもうちょっとでなんとかなるんじゃないか、すごいことできそうな気がする、そんな未来を感じさせるというのが、正直な感想です。

何の話をしているのかと言いますと、スクウェア・エニックスが2014年12月3日に開始した、ストリーミングゲームサービス、「DIVE IN」の話です。

ものすごく簡単に言うと、スマートフォンで「ファイナルファンタジーXIII(以下FF13)」とか「ファイナルファンタジーVII インターナショナル」なんかが遊べますよ、という、そういうサービスです。

これ、ちょっと遊んでみると、スゴイんですよ。使うと、自分の持っているスマートフォンが、まるで別の機械にでも進化してしまったかのような。しかし、一方で、非常にオシイ部分もあります。そのオシイ部分のせいで、どうしても手放しにオススメできない、というのが本音でもあります。この記事も、DIVE INをご紹介するんですが、最高に楽しいからみんな遊んだ方がいいよ、というものではありません。

ただこの、スゴイとオシイの間に、ゲームの未来を感じるんですね。まずは、そもそもストリーミングゲームというものがどういうものか、というところからおさらいしたいと思います。

ストリーミングゲーム、あるいはクラウドゲーム

FF7の図

懐かしの「ファイナルファンタジーVII インターナショナル」も遊べてしまいます。

DIVE INは、ストリーミングゲーム、あるいはクラウドゲームという言い方をする方式のシステムです。これらは、ゲームのプログラミングをプレイヤーが持っている端末で処理せず、クラウド上のサーバーで処理をするという仕組みです。

DIVE INでは、まずスマートフォンに「DIVE INビューワー」というアプリをダウンロードします。これ、ビューワーなんですね。ゲームアプリではなく、観る為のアプリ。ここにゲームソフトは入っていません。電子書籍を読むためのアプリを電子書籍ビューワーなんて言うことがありますよね。

ビューワーを起動してゲームを始めると、サーバーからはゲームの映像や音声がストリーミングで配信されます。スマートフォンで操作すると、その操作した情報がオンラインでサーバーに送られ、処理がされて、結果の映像や音声がストリーミングで手元のスマートフォンに配信されてビューワーに表示される、という流れです。

スマートフォン側はゲームのプログラミング処理を行う必要が無く、送られてきた映像や音声の再生と、プレイヤーの操作した情報の送信だけを行っている、ということになります。

ストリーミングゲームの良い点は、端末側がゲームのプログラムを処理していない、というところで、端末の性能を凌駕するゲームが遊べてしまう、また、端末に膨大なゲームのデータをダウンロードする必要が無い、などがメリットとなります。

一方で、弱点もありまして、サーバーと端末をオンラインで繋いで、プレイヤーの操作と、その結果となるゲームの映像や音声を送りあっているわけで、どうしてもタイムラグが発生します。この遅延時間を「レイテンシ」なんて呼ぶことがあります。クラウドゲームの話題には、必ずと言っていいほどこのレイテンシがついてまわります。

また、常にオンラインの状態でなければゲームができませんし、一定以上の回線速度を必要とします。DIVE INであれば、光回線でのWi-Fi接続環境が好ましいとされています。つまり現状のインフラだと、電車の中で気軽に遊べる、というものではないということです。

それでは、これらを踏まえてDIVE INが実際どうなのか、という話をしていきたいと思います。