楽しみ方
<罰ゲーム>鍋の中でチーズを絡めるときに、チーズの中にパンを落とした人は、罰ゲームとして何かをすることになっています。私がフランス・チーズ修業時代に、家族や仲間うちでチーズフォンデュをしたときによく目にしたのは、隣の人にキスをする、シャンパンをみんなにおごる、誰かのモノマネをする、などです。フォンデュをするみんなで、罰ゲームの内容を決めると、より一層その場が盛り上がります。
<締め>
日本の鍋の締めとして、うどんを入れたり、ごはんを入れておじやにしたりするのと同様に、チーズフォンデュにも締めがあります。よくやっていたのは、卵を入れてかきまぜて、オムレツにしていました。そうすると溶けたチーズを残すことなくきれいに食べられます。
味わい方
<冷たい飲み物はダメ>冷たい飲み物と一緒に食べると、お腹の中でチーズが固まり、お腹が痛くなる、と言われています。
<では何を飲めばいいの?>
ワイン、できれば辛口の白ワイン、もしくは、あたたかい紅茶やハーブティーがオススメです。
作り方
本場サヴォワ地方のチーズフォンデュレシピは、こちらを参考にしてください!作る際のポイントをいくつかご紹介します。<フォンデュ鍋がない>
フォンデュ鍋がないときには、土鍋でも大丈夫。土鍋がなければ普通の鍋、フライパンでも作れます。
<アルコールの香りが苦手>
材料のアルコールは、アルコール分が飛んでいるので酔っぱらうことはないのですが、香りが苦手だったり、お子様のいる場合は、牛乳で代用することができます。
<分離させないために、分離しそうになったら>
チーズにあらかじめ、少量のコーンスターチまたは片栗粉を混ぜ合わせておくと失敗が少なくなります。また分離してしまったら、水溶きのコーンスターチまたは水溶き片栗粉を加えて混ぜ合わせるとまとまってきます。
<パン以外の具材>
ブロッコリー、にんじん、じゃがいもなどの野菜を固めにゆでたもの。ゆでた海老、ウィンナーなど。切る大きさは、一口大よりも若干小さめ、お口に入るときには熱いチーズが絡んで大きくなるので、それを考えて切るようにします。
<キルシュを入れる理由>
キルシュはさくらんぼから作られた蒸留酒で、香り付けのために入れます。アルコールが苦手な人は、入れなくても大丈夫。本格的なのはキルシュですが、マールやカルヴァドスなどの蒸留酒に替えるなどして、お気に入りのチーズフォンデュを作ってみましょう。
<チーズの分量・配合>
レシピ通りのチーズが見つからない、レシピと同じ分量でそろわない、ということがあるかもしれませんが、基本的には、山のハードチーズであればどれでも大丈夫です。冷蔵庫に残っているチーズを混ぜ合わせてもOK。自分オリジナルの、おいしい配合を探してみましょう。
チーズフォンデュ、意外と簡単でしょ?面白そうでしょ?家族、お友達を集めて、みんなでゲームをしたりしながら、あたたかくておいしいチーズフォンデュを食べて、心も身体もあたたまりましょう。
<チーズが買えるお店>
■「チーズ専門店 アルパージュ」
住所:東京都新宿区神楽坂6-22
TEL:03-5225-3315
地図:Yahoo!地図情報
ホームページ:チーズ専門店 アルパージュ
■フェルミエ
住所:東京都港区愛宕1-5-3 1階 愛宕店
TEL:03-5776-7722(代表)
地図:Yahoo!地図情報
ホームページ:フェルミエ
※他、渋谷店、札幌店
■Cheese on the table本店
住所:東京都中央区日本橋浜町3-1-1日本マイセラビル1階
TEL:03-5614-6609
アクセス:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅下車
地図:Yahoo!地図情報
ホームページ:Cheese on the table
※他、多数店舗あり。