田舎暮らしの再考本
フルサトをつくる:帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方(著者:伊藤洋志、pha /出版:東京書籍)暮らしの拠点は1カ所でなくてもいい。多拠点居住で、住む・つながり・仕事・楽しいを自給する暮らし方の実践レポートです。
都会か田舎か、定住か移住か、新天地か故郷に帰るかといった二者択一を超えて、当たり前を生きられる本拠地「フルサト」をつくろう! と、 著者のちょっと力を抜いた、考え方・行動力がジンワリ新鮮です。詳細>>
田舎暮らしに殺されない法(著者:丸山健二/出版:朝日文庫)
田舎に暮らしたい!と夢だけで移住を決めて本当に大丈夫なのか。 厳しい自然環境、煩わしいご近所付き合い、次第に押し寄せてくる孤独感等々、田舎に暮らすことの幻想を暴きつつ、それでも田舎暮らしを望む人に向けて、自立し目的意識を持つことの大切さを説いています。あなたの「人生の楽園」を悪夢に変えないためにも、本格移住の前に一読を。詳細>>
週末は田舎暮らし… ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記(著者:馬場未織/出版:ダイヤモンド社)
平日は都会で働き週末は田舎で過ごすという、共働き夫婦+子供3人がたどり着いた新しいライフスタイル。二地域居住の手引書であり、家族と子供の七転び八起きのドキュメントでもあります。週末の住まいである低気密・低断熱の古い農家での、トカイモン家族の奮闘ぶりにエネルギーが貰えます。詳細>>
大地と森の仕事本
楽しい山里暮らし実践術(著者:大内正伸/出版:学研パブリッシング)群馬で自然暮らしを実践する著者が、木の伐採から、掘っ立て小屋やコンポストトイレの作り方、水の引き方、立て看板で地元アピール等々、山里暮らしに必要な基本的な技術と楽しみ方を伝授してくれます。
全頁がカラーのイラスト&写真で構成されており、里山暮らしへの誘惑が溢れ出ています。詳細>>
農家が教える自給農業のはじめ方―自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工(著者:中島 正/出版:農山漁村文化協会)
農家60年、平飼い養鶏の大ベテランが語る、自給の農業を始めたい人の入門書です。庭先で始める養鶏のやり方から、トラクターを使わずにできる低コスト不耕起の稲作・麦、無農薬野菜づくりや自家採種の方法、山菜採取など、自給のための知恵と技術をガイドしてくれます。よくある汗と涙の根性論ではなく、工夫と適当さで乗り越えるスタイルに好感!詳細>>
森林で働く<なるにはBOOKS>(著者:大成浩市/出版:ぺりかん社)
森林組合作業班員、Iターン林業家、炭焼職人、森林インストラクターの人々のルポを中心に、仕事を選択した動機やその現場が綴られています。その他、きのこアドバイザーや森林情報士など新しい資格についても紹介。林業関連に就きたい人にとっても、夢ばかりでなく収入や山村でのリアルな生活も取り上げられているのが参考になります。詳細>>
海を相手の仕事本
あぁ、そういうことか! 漁業のしくみ(著者:亀井まさのり/出版:恒星社厚生閣)漁業権って何?漁師になるには?など、海や川の漁業に関する疑問や不満にQ&Aスタイルで解答。
漁業法をはじめ知っておくべき関係法令を併記してあるので、水産系の公務員をめざす人にもオススメです。地域によって違いはありますが公務員試験対策の準備や、漁師になるための基礎知識が得られる手軽な一冊です。詳細>>
かもめに誘われて― 久翁、海と漁を語る(著者:伊東久助/出版:五曜書房)
著者による、東京湾でイワシを追っていた若ぇ頃の話、北洋やサンマ漁、水産大学時代の学生指導、エジプトでの魚類資源調査、自然現象から観た天気予報である「観天望気」などの集大成本。海に生きる人たちはもちろん、海を愛し楽しむ人々にも役に立つ含蓄のある話が語られています。迫力満点の「かじきのサンマ狩りの話」に、胸高まります。詳細>>
職人になるための仕事本
杜氏になるには<なるにはBOOKS>(著者:石田信夫/出版:ぺりかん社)クリエイティブで魅力的な仕事として、再発見され始めた杜氏。酒造りの現場にも先端技術の導入や職場環境の改善も進み、若返りを始めています。
変わらないのは、職人の喜びと苦しみ、心意気! 美味しい日本酒を造って、世界を酔わせてみませんか。第3章掲載の「なるにはコース」では、大学を出る・出ない等の様々なパターンも紹介しています。詳細>>
中年からの職人入門―週末計画(編集:ライフワークを探究する集い/出版:同文書院)
脱サラ、転職、定年後の再就職として、職人を志した人々を各職域からピックアップ。仕事に就いた動機や苦労話、アイデアや工夫、暮らしぶりなどをインタビューで構成されています。生涯現役、煩わしい人間関係もない、報酬も必要十分、そして仕事をしている時間が何よりも楽しい。ガラス工芸や和菓子づくりなど生涯職業を見つけた、15人の颯爽とした体験談です。詳細>>
興味のある仕事がありましたか?見つけたら、直ぐさまオンラインショップで買うのもよし、初売りの本屋さんに出かけるのもよし。歳末~お正月休み。コタツの中で夢と勇気を手に入れよう!