アジアを感じられる貴重なバクテー店
肉の臭みが感じられないていねいな味わいのスープが美味。豚肉も柔らかい
シンガポールのローカルフードの中でも、ガイドは特に肉骨茶(以下バクテー)が好き! バクテーとはさまざまな漢方的素材が入ったスープに豚のスペアリブが入ったがっつり系メニュー。一般的にはご飯や、中国の揚げパン「ヤオティオ」、中国茶と一緒にいただきます。
たくさんのバクテーの名店を訪れましたが、まだまだ行ったことのない店を開拓したい。というわけで、今回はタクシーの運転手さん数名に「おいしいバクテー店教えて」と訪ねてみて、一番多く名前の挙がった店を訪れることにしました。こちらの店は、シンガポール国内のグルメガイドの常連でもある人気店だそうです。
お昼前でこの賑わい。訪れるなら早めの時間をおすすめします
オーダーはテーブルに置いてある紙にチェックをして店員さんに渡すというシステム。ほどなくしてお待ちかねの肉骨茶(8シンガポールドル他)が運ばれてきました。こちらのバクテーは、胡椒の効いた白スープタイプ。最近味が薄くなってきたなどと言われるシンガポールのローカルフードですが、肉の臭みもなくしっかり味わえるスープに感激です。豚肉も骨からスルッと抜けるほどトロトロ。スープをすすったり、ご飯を浸したりして味わっていると、店員さんがどんどんスープを足してくれました。これも昔ながらのスタイル。
シンガポールらしい雰囲気も味わえる店。店員さんがかなりテキパキしているのも人気店の証です
<DATA>
■亜華肉骨茶(アスーバクテー)
住所:No.7 Keppel Road #01~05/07 PSA Tanjong Pagar Complex
営業時間:7:00~15:00、18:00~翌4:00
休み:月曜