テクノポップ/アーティストインタヴュー

これからは宅録主婦!Sayoko-daisy(5ページ目)

ミュージシャンからの賞賛も多い、三重在住の宅録主婦ことSayoko-daisyさんの音楽歴史。小学生から作曲・編曲を嗜み、長いブランクを経て、憂さ晴らしに始めた音楽活動。ロシア語で「誕生日の唄」もカヴァー。12月17日に初のフル・アルバム『ノーマル・ポジション』をリリースです!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

リズムパターンから始める

ガイド:
ショック太郎さん一押しの「Strawberry Future」…基本、テクノポップなんですけど、とってもいろんな音が混じり合う不思議な曲ですね。何回も聴いているうちに癖になっている自分に気がつく、スルメ曲。アレンジに落とし込むまでの曲作りはどのようなプロセスでやっているのか、とっても興味があります。

Sayoko:
私、ショック太郎さんのアレンジが大好きなんですよ… 褒めていただけるなんて夢のようです! 曲は、リズムパターンやベースのパターンから作り始めることが多いです。ある程度の形が見えてきたら歌詞とメロディを同時に作って…元々、作曲よりも編曲の方に興味があって音楽作りを始めたので、大抵メロディは後回しです(笑)。「どんな曲調にしようかな~」と、作ったパターンをループさせながら構想を練ってるときがいちばん楽しいんです。あんまり深く考えることはないですね。成り行き任せというか。音色選びとか細かいアレンジとかも、思いつきでどんどん進めて行きます。

ガイド:
「Sweet Secret」は、まるで80年代アイドルが歌ったテクノ歌謡が何かと反応して変異体をつくったみたいな! 自ら、ハードコアテクノ歌謡と呼ばれていますが、今どき、ハードコアって、かなり突然ですよね(笑)。どうして、ハードコアっぽくしようと思ったのですか?

Sayoko:
予定ではもうちょっと可愛らしい曲になるはずだったんです…(笑)。
この曲もリズムパターンから作り始めたんですが、とりあえず仮で設定したキックの音色がやけにドスドスいってて「ああ、この重たい音、気持ちええわ・・・」って、そのまま作って行ったら自然とあんな感じになってしまいました(笑)。普段テクノ聴くときも「ピコピコ感」より「ドスドス感」を重視するので、「Sweet Secret」のハードな感じは、気に入ってます。

2015年からプチレコ発ツアー

ガイド:
ぜひ、ライヴも見てみたいです。予定はないのでしょうか?
sayoko-daisylive

Sayoko-daisy live


Sayoko:
はい、来年に入ってからプチレコ発ツアーみたいなのをやろうと思ってます!
1月10日は名古屋大須「サイノメ」でのアルバムリリースパーティー。
2月1日は京都新京極「誓願寺」で、リリース記念奉納ライヴ。
2月18日は下北沢モナレコードに出演させていただきます。
ぜひお越しくださいませ!
来年はこれ以降も何本かライヴやろうと思ってるので、またHPなどもチェックしてみてくださいね!

【関連リンク】
Sayoko-daisy Official Website(公式サイト)
Sayoko-daisy (SoundCloud)
【編集部おすすめの購入サイト】
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