リコーのデジタルカメラ ― 選択と集中

高級コンパクトのGRデジタル、レンズユニット交換式のGXRシリーズ、そしてリコー伝統の高倍率ズームレンズを搭載したCXシリーズ、防水防塵のタフネスデジカメであるPX、そして工事現場で多く用いられる防水防塵耐衝撃のGシリーズという展開になっています。

リコーの特徴は「こだわり」、あるいは「頑なさ」。どの機種も選択と集中に裏付けられています。やや取っつきにくさを感じるものの、一度購入したユーザーは満足度が高いという不思議なメーカーといえるでしょう。

GRデジタルシリーズ

GR DIGITAL IV

GRデジタルIVは手ぶれ補正機構も搭載されて撮りやすくなっている

GRデジタルは半年でモデルチェンジが行われることも珍しくないデジカメ業界の中で、頑ななまでに2年に1回のモデルチェンジしか行わない高級機です。

ファームウェアのバージョンアップで機能が拡張されるという仕様になっており、「ここがこうなっていたら……」という不満が解消されることも少なくありません。また、クオリティを保つためにあえてズームレンズを搭載せず、画質の高い28mm単焦点レンズを搭載しているところも注目点です。

外装はマグネシウム合金で質感も高く、ユーザーを選びはしますが選んだユーザーの満足度が非常に高いことが知られる名機といえるでしょう。

GR DIGITAL 4からは手ぶれ補正機構が搭載され、より一般ユーザーにも使いやすくなっています(参考記事:リコー GR DIGITAL IVレビュー)。


GXRは唯一無二のユニット交換式デジカメ

GXRはユニットを交換することで、イメージセンサとレンズを変更できるというデジタル一眼カメラとコンパクトデジカメのハイブリッド的な存在です。デジタルカメラに詳しい人間であれば誰しもが「こんなのあったらいいよね」という話を出すものでしたが、それを商品化してしまうところに現在のリコーの底力を見たというのは言い過ぎではないはずです。


CXシリーズ

その一方で普及機といえるCXシリーズもかつては頑ななまでに7.1倍ズームにこだわり続けてきました。旧機種のRシリーズからCX1まで8機種続けて7.1倍……と、頑なな面を持つ一方でCX2からは28-300mm相当の10.7倍ズームレンズが搭載されています。連射性能に優れた軽快な撮影感覚が嬉しい機種といえます。


防水防塵耐衝撃のPXシリーズ

PXは28-140mmの5倍ズームレンズを搭載した防水防塵耐衝撃のタフネスデジカメです。
タフネスデジカメとしてはかなり小型で、かつ柔らかいフォルムであるので多くのユーザーに拒否感は少ないと思われます。

その他に工事現場で使用される防水防塵デジカメであるG700シリーズも存在しています。ただし、これは工事現場を納品撮影するものであって、一般的なユーザーが使うことはほとんどないはずです。


リコーのデジカメのおすすめはCX6

リコーの高倍率ズームレンズを搭載したシリーズとして13機種目となるCX6はかなりこなれた製品となっています。
素早い合焦、高速な撮影間隔、優れた手ぶれ補正機構とユーザーにとって使いやすい高倍率ズームであると感じました。(関連記事:リコー CX6 レビュー


【関連サイト】
リコー コンパクトデジタルカメラ



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