住まいのプロが提案「イエコト」/プロが提案!住まいのヒント

ひとり住まいの困った!はこう解決(2ページ目)

単身者が急増している昨今、シングル向けのマンションも増えてきています。単身者が気持ちよく住まうために、ひとり住まいで困ること、の解決方法を提案します。

大久保 恭子

執筆者:大久保 恭子

これからの家族と住まいガイド

「火の始末をして外出したかどうか不安」はIHクッキングヒーターで解決

「火の始末をして外出したかどうか不安」を解消するのに効果的なのは、ガスより電気です。最近は消し忘れ防止の機能がついたガス台もありますが、炎が他に燃え移る心配はなくなりません。

その点オール電化なら火事の心配は劇的に少なくなります。炎が出ないので火事になる心配がありません。長時間加熱していると、自動的に作動停止する機能がついたものであれば更に安心です。外出時の問題だけではなく、調理中に火傷しやすい高齢の一人暮らしの方に、特にお勧めです。

また、オール電化までいかなくとも、IHクッキングヒーターなら、薬缶をかけたまま外出したかも?と慌てて確認しにもどり、危うく遅刻!ということもなくなるでしょう。

「ゴミだしが大変」は3種の分別ゴミ箱で解決

「ゴミだしが大変」の対策はゴミ箱にあります。慌ただしい朝、特に資源ごみ出しの朝までにあらかじめ分別しておかないと、時間切れ!で次の2週間後のゴミだし日まで見送るはめになってしまうのです。もちろん、なかには、毎日ゴミ置き場に出せるマンションもありますが、そうではないアパート、マンション、一戸建てのほうが多いのが現実です。

こうしたところに住む方々は、3種の分別ゴミ箱をゴミが一番出やすいキッチンに置く、ということで解決するのが一番です。

でも現実は燃えないゴミ用のゴミ箱しかなく、それ以外のゴミ、たとえばビン類は直接床に置く、ペットボトル類はレジ袋にいれてこれも床置き、などいう光景をよく見かけます。これでは、いつまでたってもゴミ出しが大変!から脱却できません。そうでなくとも狭いキッチンです。なんとかしたいものですね。

そこで、最低3種類の分別ができるゴミ箱をキッチンに置いてみましょう。ひとり暮らしのゴミの量からみて10リットル程度の燃えるゴミ用、資源ゴミ用、燃えないゴミ用が必要です。縦型(写真5)のほうがスペースを取らない分キッチンがすっきりします。
これで、ゴミ出しはスムースにいくはずです。
3種分別ゴミ箱

     (写真5)省スペースな縦型3種分別ゴミ箱


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