イェニカプ~アクサライ開通! 観光にも便利
イェニカプは、初めて3線が乗り入れる複合駅に!
空港ターミナルにつながる地下道には時折バイオリン弾きも出没
イスタンブールの公共交通網図はこちらから>>>イスタンブール公共交通機関地図
空港から直接乗車できるM1線とは
空港ターミナルに直結しているM1線は観光客御用達(左の車両がキラズル行き、右の車両が空港行き)
アタトゥルク空港駅(Ataturk Havalimani Istasyonu)の入り口
ちなみにM1線は逆から見ると、イェニカプを出発して途中オトガル(Otogar)駅からM1A線とM1B線に分かれます。アタトゥルク空港はM1A線の終点駅ですので、イェニカプから空港に行きたい場合にはキラズル(Kirazli)行きではなくハヴァリマヌ(Havalimani=空港)行きに乗ってください。
アタトゥルク国際空港についてはこちらも>>>アタトゥルク国際空港
空港~イェニカプ間はおよそ40分弱です。
乗車運賃は一律4トルコリラですが、イスタンブールカルトというプリペイドカードを購入すると2.15トルコリラになるので、おススメ。カード自体は6トルコリラで、国際線出発ロビーでも販売しています。
イスタンブールカルトについてはこちら>>>お得に便利に移動できるイスタンブールカルト
新たなハブポイント、イェニカプ駅とは
複合駅だけれど新しいので、装飾など見どころもちらほら
M2線は、金角湾に作られた橋を渡って新市街に
そして、このたびアタトゥルク国際空港から走るM1線もこのイェニカプまで延線したので、イェニカプはイスタンブールの各方面に行く地下鉄の一大乗換ポイントになったのです。
空港からの道のりは渋滞がつきものだったけれど、これで解放!?
また、イェニカプからマルマライ線「アイルルックチェシュメシ(Ayrilik Cesmesi)行き」に乗ると、数分でアジア側に。これは、やはり長年ヨーロッパ側・アジア側間の交通渋滞に悩まされていたイスタンブール在住者にとって、奇跡的に便利な交通手段です。
マルマライ線についてはこちら>>>イスタンブールの海底トンネル地下鉄、マルマライ開通
床にまで矢印が示されているので、分かりやすいです
一方イェニカプは海岸沿いに位置する船着き場でもあるため、駅構内から地上に出ると、郊外都市(ブルサ、ヤロワ、バンドゥルマ)に行くエクスプレスフェリーや、アジア側(カドゥキョイ、ボスタンジュ)、アブジュラル、バクルキョイといった市内各ポイントに行くシーバスに乗船することも可能です。
イスタンブール移動に利用できる船についてはこちらも>>>イスタンブールで交通機関としての船を活用する
それぞれの線を利用して行けるエリア
アジア側の見どころも、より身近に!
旧市街の歴史的観光地を一通り見終えてからの新市街観光も周りやすくなりました
・タキシム駅=なんといっても新市街最大の中心地で、ナイトスポット目白押し!
タキシムについてはこちらも>>>タキシム・ベイオール地区
・オスマンベイ駅=旅行代理店やテキスタイル店舗が集まる街。ブランドショップが並ぶニシャンタシュも近いのがうれしいところ
ニシャンタシュについてはこちらも>>>ニシャンタシュ地区
・シシリ・メジディエキョイ駅=巨大デパート・ジェヴァーヒルに直結
・ガイレッテペ駅=世界有名ブランドが集結する新デパート、ゾルルセンターに直結
・レベント駅=一大商業都市で、一流デパートやホテルもあり、日本総領事館にも近い
アジア側随一のショッピングストリート、バーダット通りも行きやすくなる予定
アジア側の古の街、ウスキュダル駅までたった7分程度で到着可能。さらに終点アイルルックチェシュメシ駅でアジア側の地下鉄M4線に乗り換えると、アジア側東部の街に移動が可能です。マルマライ線は、将来的にアジア側郊外の街、ゲブゼという駅までのびることが決まっており、この線上にはアジア側最大のショッピングストリート、バーダット通り沿いの駅も含まれているので、期待が高まります。そしてアンカラーイスタンブール間の高速特急電車もこの線上にあるペンディッキ駅が終点になるので、果てはアンカラまで電車での移動が可能になる予定です。
イスタンブールの交通についてはこちらも>>>イスタンブールの市内交通・空港からのアクセス