にし茶屋街散策に疲れたら、落雁の名店カフェでティーブレイク
江戸時代末期の1849年創業の金沢を代表する和菓子店落雁 諸江屋。店名に「落雁」と付いている通り、煎ったウルチ米の粉を砂糖と混ぜ合わせ、木型で押し固めて作った干菓子「落雁」にほぼ特化した同店には、昔ながらの落雁からポップでキュートなものまで揃い、年配の方だけでなく若い世代へのお土産にもぴったり。
このにし茶屋街の店舗には菓寮「味和以(あじわい)」も併設されており、干菓子や上生菓子と抹茶のセット(干菓子+抹茶600円、上生菓子+抹茶800円)や、自分で七輪でお餅を焼き、ぜんざいやお汁粉に投入して食べる能登大納言ぜんざい、栗入り白ごましるこ(各800円)などが楽しめます。
夏季には冷やし寒天(宇治金時・梅みつ・和三盆)やかき氷を始めとした冷たいメニューがお目見えし、1年を通して魅惑的な甘味が味わえる、散策疲れを癒すにはもってこいの場所です。
■落雁 諸江屋
住所:〒921-8031 金沢市野町2-26-1
TEL:076-244-2424
営業時間:10:00~18:00(冬季平日は10:00~17:00)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
豆乳たっぷりのソフトクリームは密かなにし茶屋街名物
にし茶屋街の一番奥、検番隣にある創業40年以上の中谷とうふ。数年前から北陸のエンレイ大豆を100%使用した豆乳そふと(4~11月のみ・350円)と絹ごし豆腐を練り込んだとうふアイス(通年・350円)を販売しており、豆乳・豆腐好きやアイスクリーム愛好家の間で密かな人気となっています。
どちらも甘さ控えめで、豆腐の風味がぎゅうっと濃縮。どんな味かドキドキしながら一口食べた途端、“豆腐だ!”と衝撃を受けました。こんなに豆腐そのもののアイスクリームは初めて食べましたし、恐らくどこにもないでしょう。
小さな豆腐屋さんなのでイートインスペースはありませんが、店の前と横に木のベンチが設置されているので、気候がいいときにはおすすめ。
雨の日や寒い季節は茶屋街入り口近くにある「にし茶屋観光駐車場」に休憩所が隣接されているので、こちらをどうぞ。エアコン完備で多目的トイレもあるので便利です。
■中谷とうふ
住所:〒921-8031 金沢市野町2-19-13
TEL:076-241-3983
営業時間:7:00~19:00
定休日:日曜日