金沢の観光・旅行/金沢のグルメ・お土産

カカオサンパカ出店!金沢にし茶屋街おいしいもの案内(3ページ目)

スペイン王室御用達の高級チョコレートブランド「カカオサンパカ」が出店し、熱い視線を浴びている金沢にし茶屋街。人気のひがし茶屋街に比べると規模こそ小さいものの、全国区の知名度を誇る甘納豆かわむらの唯一の店舗があったり、落雁で有名な和菓子の老舗が手掛ける菓寮で絶品甘味を頂けたり、実は粒揃いのスイーツの名店がひしめき合うグルメスポット。“美味しい”金沢を満喫したいなら、にし茶屋街は外せません!

吉田 薫

執筆者:吉田 薫

金沢ガイド

にし茶屋街散策に疲れたら、落雁の名店カフェでティーブレイク

栗入り白ごましるこ@諸江屋

心も身体もほっこり温まる「栗入り白ごましるこ(800円)」。お餅は七輪で自分で焼きます!

江戸時代末期の1849年創業の金沢を代表する和菓子店落雁 諸江屋

店名に「落雁」と付いている通り、煎ったウルチ米の粉を砂糖と混ぜ合わせ、木型で押し固めて作った干菓子「落雁」にほぼ特化した同店には、昔ながらの落雁からポップでキュートなものまで揃い、年配の方だけでなく若い世代へのお土産にもぴったり。
店内@諸江屋

ゆったりと寛げる菓寮内。奥には庭園が広がっており、眺めていると心が休まります。

このにし茶屋街の店舗には菓寮「味和以(あじわい)」も併設されており、干菓子や上生菓子と抹茶のセット(干菓子+抹茶600円、上生菓子+抹茶800円)や、自分で七輪でお餅を焼き、ぜんざいやお汁粉に投入して食べる能登大納言ぜんざい、栗入り白ごましるこ(各800円)などが楽しめます。

夏季には冷やし寒天(宇治金時・梅みつ・和三盆)やかき氷を始めとした冷たいメニューがお目見えし、1年を通して魅惑的な甘味が味わえる、散策疲れを癒すにはもってこいの場所です。
銘菓「わび」@諸江屋

色と形に工夫を凝らし、日本人の寂、侘の心を表現した創業以来の代表銘菓「わび(238円~5,400円」。

落雁 諸江屋
住所:〒921-8031 金沢市野町2-26-1
TEL:076-244-2424
営業時間:10:00~18:00(冬季平日は10:00~17:00)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)

豆乳たっぷりのソフトクリームは密かなにし茶屋街名物

豆乳そふと@中谷とうふ

豆乳というより、まるで豆腐を食べているみたい!とってもヘルシーな「豆乳そふと(350円)」。

にし茶屋街の一番奥、検番隣にある創業40年以上の中谷とうふ

数年前から北陸のエンレイ大豆を100%使用した豆乳そふと(4~11月のみ・350円)と絹ごし豆腐を練り込んだとうふアイス(通年・350円)を販売しており、豆乳・豆腐好きやアイスクリーム愛好家の間で密かな人気となっています。
とうふアイス@中谷とうふ

ソフトクリームは4月~11月までですが、アイス好きな金沢人のためにアイスだけは1年中販売しています。

どちらも甘さ控えめで、豆腐の風味がぎゅうっと濃縮。どんな味かドキドキしながら一口食べた途端、“豆腐だ!”と衝撃を受けました。こんなに豆腐そのもののアイスクリームは初めて食べましたし、恐らくどこにもないでしょう。

小さな豆腐屋さんなのでイートインスペースはありませんが、店の前と横に木のベンチが設置されているので、気候がいいときにはおすすめ。
外観@中谷とうふ

店舗前に湧き出ている清浄な井戸水で美味しい豆腐を作っています。

雨の日や寒い季節は茶屋街入り口近くにある「にし茶屋観光駐車場」に休憩所が隣接されているので、こちらをどうぞ。エアコン完備で多目的トイレもあるので便利です。

■中谷とうふ
住所:〒921-8031 金沢市野町2-19-13
TEL:076-241-3983
営業時間:7:00~19:00
定休日:日曜日
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