スプレーローズをプリザ加工します。
バラの分類に「スタンダード」と「スプレー」があります。「スタンダード」は一枝に一輪の花が咲いているものです。それに対して、「スプレー」は一枝から枝分かれして数輪の花が咲いているものを言います。
バラ以外にカーネーションや菊等でも言われます。
「スタンダード」は一輪で大輪のバラもあり豪華ですが、「スプレー」は輪数が多いのでボリュームがあります。例えば、切り分ければ、一輪挿しで色々な所に飾れたりもします。今回はこのスプレーローズをプリザーブドフラワーにします。
手順1 スプレーローズを切ります。
スプレーローズにはこのように一枝に満開のバラが咲いている場合と八分咲き、五分咲き、つぼみと色々な咲き方のグラデーションがあります。同じ咲方のバラを切るのではなく、色々な咲き方のバラを切って下さい。ここでは3種類の咲方のバラを選んで切ります。
花の茎の部分を1.5cmから2cmくらい残して切ります。
手順2 スプレーローズのガクの処理をします
スプレーローズが開いてくるとどうしてもガクが花びらから反り返って来ます。プリザーブドフラワーに仕上げた時に取れやすいので花びらに沿うようにします。色々な方法がありますが、ここでは簡単に身近なものを使ってやってみましょう。100円ショップでも手に入るバトミントンの羽を使います。バトミントンのゴムの部分を取り外し羽の上部をはさみで切り取ります。
羽の底の部分に穴があいていない場合は「きり」やはさみの先端などで突いて穴をあけて下さい。穴の大きさはバラの茎が通るくらいの大きさです。
バラの花をバトミントンに挿し込みます。
プリザ液に入れた時にバトミントンの羽からバラが浮いて外れない様に茎の部分にクリップを止めます。