兵庫県立美術館～阪神・淡路大震災を乗り越えて(2ページ目)

美かえる、知ってる？

兵庫県立美術館の屋上から顔をのぞかせる、何？これ？？

これは美術館のシンボルとも言える、カエルのオブジェ「美かえる（みかえる）」です。黄色と緑色が特徴なデザインは、オランダ人アーティストのフロレンティン・ホフマンによるもの。「美術館はこっちだよ～」と言わんばかりに、遠くからも見ることができます。


館内のミュージアムショップでは、「美かえる」をモチーフにしたキャンディを発売しています。

また、ミュージアムロードには、「美かえる」の配色をつかったバナーがはためいています。「美かえる」は、美術館の中や周辺で楽しく私たちを出迎えてくれます。

県民とともに多様な芸術を創造し交流する

兵庫県立美術館は、「芸術を通じて人間のこころの豊かさを取り戻す」ことを理念のひとつに掲げています。例えば作品制作を体験する、「ワークショップ」も盛んに行っています。


こんなワークショップもありました。海沿いの屋外スペースにある円形劇場で、美術家の向井修二と近隣の高校生、大学生、一般の方が一緒に記号を描きました。《輝け円形劇場》と名付けられたこの作品は、2015年3月までという期間限定で見ることができます。空間やまわりの景色がちょっと違って見えるインスタレーションです。


兵庫県立美術館

所在地：兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

アクセス：阪神電車岩屋駅（兵庫県立美術館前）から徒歩約8分

TEL：078-262-0901

時間：10：00～18：00（入場は17：30まで）
※特別展会期中の金曜日と土曜日は夜間開館　10：00～20：00（入場は19：30まで）

休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）
年末年始（12月31日、1月1日）
メンテナンス休館（2015年1月2日～1月9日）

観覧料：
■県美プレミアム展（常設展）
大人 510円、65歳以上 255円、大学生 410円、高校生 260円
・中学生以下無料。
・県美プレミアム展と特別展を両方ご覧になるお客さまのためにお得な「割引きセット券」があります。
■特別展
展覧会ごとに異なります。