大学受験/大学進学・進路選択

後悔しない大学受験の併願プラン~チャンス拡大のコツ(3ページ目)

来年の受験合格をめざすために重要な志願校決定の時期が迫ってきました。意外に難しいのが本命大学のほかに受験する「併願校」の決定。今回は併願する大学を選ぶ際の基準と大学の見きわめ方と、志望変更で陥りやすいポイントを紹介します。

執筆者:大坪 讓

 

安全志向はまだまだ早い。目標を高く持ってレベルアップを図ること

受験の日程や地理的条件も考慮したうえで、併願の数はできるだけ最小限に絞り込みたいところです。試験本番が近づいてくると不安が強まり、併願校を増やしたくなりますが、受験当日の負担を考えると最大でも5校までと考えましょう。

模擬試験の判定などを参考に「目標とする大学」「実力相応の大学」「合格を確保する大学」の3つのレベルから志望校を選定していきます。そのうえで受験対策は「目標とする大学」を中心に考え、実力がついてきたら、目標を高くすることも考えてみましょう。

模擬試験の合格判定を気にしすぎて、目標校のレベルを下げたくなる誘惑に駆られる時期です。しかし、志願の変更は慎重に。特に12月早々の現時点で安全志向になるのはおすすめしません。模擬試験はあくまでも現在の実力を測る「目安」です。落ち着いて科目ごとの成績を判断し、実力を高めるように努力することのほうがより重要です。

最後に、来年2015年度は新課程に対応した入学試験の初年度にあたり、理系の大学は入試動向に大きな変化が起きることが予測されます。受験サイトや大学のホームページの情報をチェックし、常に最新の動向を確認しながら受験対策を進めましょう。

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