上級グレードのインテリアはまるでVIPカーのようなエスクァイア

『エスクァイア』というカッコよさげなネーミングのミニバンが登場してきた。このところ、トヨタのネーミングをみると、トッポイほど売れる傾向。アルファードよりベルファイアの方が人気だし、ノアよりヴォクシーを買う人多し。ミニバンのユーザー層は、最近話題になってるマイルドヤンキーということなんだと思う。
エスクァイア

PRキャラクターにバットマンが起用されたことでも話題のエスクァイア


ちなみにエスクァイアというネーミング、ラテン語の『盾持ち』が語源。戦士階級に属すことから、後に「立派な男」という意味合いになっていく。デザインを見ればわかる通り、盾のようなグリルを持ち、男っぽい顔つきになっている。加えてベース車となっているノア/ヴォクシーより少々高い価格設定とし、上級モデルという位置づけにした。

インテリアもコンパクトカーなどからアップグレードしてきたユーザー層なら「素晴らしい!」と思うだろう。素材は合成皮革なれど、最近技術レベルも向上しており本革と大差無し。むしろ車内のニオイを消す機能を持たせたりするなど本革より好ましい? フェイク上等の世代なら積極的に受け入れられるかもしれません。
エスクァイア3

合成皮革なれどメリットは多く、特に若い世代なら本革よりも好ましい?


そもそも本革は耐久性に問題を抱えているし、座った瞬間の冷たさなど弱点も持つ。合成皮革なら汚れにくく、万一コーヒーなどこぼしても掃除が楽。シートヒーターを入れる加工だって簡単だ。それでいて革のゴージャスな雰囲気を出せる。ハイブリッドの上級グレードのインテリア見ると、一瞬VIPカーに乗ったように思えるほど。

機能面、価格面をノア&ヴォクシーと比べると、エスクァイアは?

一方、機能的にはノア&ヴォクシーと全く同じ。日本だと使い勝手のよい5ナンバーワクに抑えてきたボディサイズや、2リッター4気筒と1.8リッターハイブリッドから選べるエンジンバリエーション、豊富なシートアレンジなど、どんな人でも「いいね!」することだろう。6人乗車して一泊ドライブの荷物なら収納可能。

ノア&ヴォクシーとの価格差はどうか? 15万円ほどエスクァイアの方が高くなるものの、左側ドアだけでなく右側ドアまで電動になったり、シートヒーターが付く。激しいフロントグリルとゴージャスに見えるインテリア代は、実質5万円くらいの上乗せというイメージ。ゴージャス好きならエスクァイアを選ぶことだろう。

ただし、今や大半のクルマに装着出来る自動ブレーキは、簡易式(30km/h以下でのみ稼働する)すら付けられない。トヨタは2015年から大々的にまぁまぁの性能を持つ自動ブレーキを展開すると言われているので、待てる人はもう少し待ったら良い。ゴージャスさも重要だけれど、事故回避能力はもっと大きな意味を持つ。
エスクァイア2

5ナンバーサイズで3列シート。豊富なシートアレンジも特長だ


そうそう。2リッターの普通ガソリンエンジンと1.8リッターハイブリッドの価格差は約40万円。走行1万km毎の燃料コスト差は5万円程度なので、8万km以下なら2リッターエンジン車がお得。ただ、そこまで走らないという人も、3~5年後の下取り値はハイブリッドの方が圧倒的に良い。ハイブリッドを選んでおくべきだろう。

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