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マークXジオが抱える2つの「不安」

マークXジオは、50歳代中盤以上の世代をターゲットにしたこともあり、内外装の質感は高く、乗り心地も上質に仕上げている。一見、死角はないように見えるが、実は2つほど不安要素を抱えている。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

オデッセイに似ているが……

マークXジオ
マークXジオ 256万~333万円。FFと4WDをラインナップ

マークXジオを見て「オデッセイと似てますね」と感じている方も多いかもしれない。実際「高さ制限1550mmのタワーパーキングに入る3ナンバーサイズのミニバン」という点ではオデッセイと同じ。ただオデッセイの売れ行きを見ると、あまり成功していない。「こらダメか?」と考えたトヨタは、マークXジオのターゲットユーザー層をオデッセイとは大きく変えてきた。

オデッセイの場合、今までのミニバンと同じくファミリー層をターゲットにしているが、マークXジオはミニバンの便利さを忘れられない「人生のベテラン世代」(50歳代中頃以上)を狙っているという。
フロント
 
リア
全高を1550mmでおさえた「背が低い」ミニバン。2.4リッター直4エンジンがメイン。FFにのみ、3.5リッターV6モデルを用意する。乗車定員は6名と7名

比較的高い年代狙いとあり、運転席に座るとインテリアの質感に驚かされる。これだけの質感が確保されていればミニバンを乗り継いできたユーザーはもちろん、高級セダンからの乗換えでも不満は出まい。

2列目シートの快適性も非常にレベルが高く、まさに「苦しゅうないぞよ」。マークXジオのコンセプトを考えれば2列目がキャプテンシートとなる“G”を選んでおくとより高い満足感を味わえると思う。

一方、3列目シートは「駅まで人を送る」とか「家を訪れた孫夫婦と近所まで食事に行く」といったケースなら使える程度の広さ。イザというときには非常に有難いものの、「2時間くらいの移動にも使える」くらいの広さを期待してしまうとちょっと厳しい。

気になる「不安要素」は次ページで……
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