欧州のためのトヨタ車

トヨタ・アベンシス

2009年より欧州で販売されている3代目アベンシスが、日本でも登場。2011年10月までの期間限定生産となる


アベンシスというクルマを御存知だろうか? 先祖を辿るとコロナになる。日本仕様のコロナをそのままヨーロッパ市場に持って行っても走行性能で厳しい。しかもコロナというネーミング、商標の関係で使えない。そこでコロナの足回りを鍛え「カリーナE」として販売していた。

カリーナEは日本のコロナと同じボディだったのだけれど、ライバルと比べサイズも小さく貧弱に見えてしまう。これじゃダメだ、とトヨタはヨーロッパ市場向けに全く新しいモデルを開発する。そいつが初代のアベンシスだ。長い前置きになった。今回日本で発売したアベンシスは3代目にあたります。

日本導入はステーションワゴンのみ


トヨタ・アベンシス

リアシートをたためば、1920mmもの長さのラゲッジスペースが生まれる

初代モデルからキッチリボディ剛性を持たせ、高速安定性を重視した高い足回りとしていためクルマ通からすれば好ましいクルマだったけれど、いかんせんカッコ悪かった。当然の如くヨーロッパでもデザインは酷評。その反省をキッチリしたに違いない。3代目アベンシス、素直にカッコ良いと思う。

日本で販売されるのは期間限定販売ということもありステーションワゴンボディのみ。ただ写真を見ていただければ解る通り、5ドアのスポーティモデルと言ったっておかしくないほど。4ドアなど無くてOK。それでいてリアシートを畳んだラゲッジ長を1920mm確保するなど、十分過ぎるほど広い。