貴方はどの教材を選びますか?
ユーキャン「マンション管理士・管理業務主任者講座」
ガイドの場合、専門学校に通う時間がなかったため、独学か通信教育のいずれかを選択するしかありませんでした。ただ、マンション管理士(以下「マン管」)は、国家試験の中でも難関な部類に入るうえ、管理業務主任者(以下「管業」)試験とのダブル合格を目指していたので、なるべく効率のよい学習方法を選択する必要があったことから、教材とカリキュラムが整備された通信教育を選ぶことにしました。
ガイドがユーキャンを選んだ理由は、以下の4点です。
(1) 管業とのダブル合格を念頭に置いたカリキュラム
(2) 基本テキストの完成度の高さ(※サンプルを見て判断)
(3) テーマ別の過去問題集が完備
(4) 豊富な添削問題集(全10回分)
ユーキャンの教材とカリキュラムについて
1)学習ペースと達成度がつかみやすい教材のつくり基本テキスト(4冊)をひと通り読んで理解したあと、単元ごとの添削問題(マン管用と管業用の2種類あり)に取り組んでいきます。
添削結果とともに解説・解答書が送られてきますので、特に間違えた問題を中心にそれを熟読しながら復習しました。
各テーマごとに、インプット⇒アウトプット⇒インプット・・・のサイクルで学習するように構成されているので、日々習熟状況を実感でき、モチベーションを維持しやすかったと思います。
なお、受講生は「学びオンラインプラス」という動画サイトにアクセスできます。そこでは、専任講師が各単元の基本事項に絞った講義(各5分程度)をしてくれます。ガイドの場合、これを基本テキストに目を通す前の予習段階で利用しました。
最初にそのテーマのアウトラインを動画を通じて把握できるので、その後テキストを読む際に、重要な項目を外すことなく理解を深めることができました。
2)実戦力を高める「過去問のシャワー」
教材には、過去7~8年分の中からテーマ別に整理された過去問題集(4冊)が含まれており、後半のアウトプット学習に役立ちました。
解説編の内容が充実しているので、知識を再整理して、理解が曖昧な部分を解消することができます。
また、添削問題が基礎レベル中心なのに対して、過去問題集は中上級レベルの問題が多く、無理なく実力を向上させていく仕掛けになっています。
ガイドの場合、試験本番までに間違えた問題を中心に3回繰り返したことが自信につながったと思います。
3)意外に大きい会報誌の効用
隔月ペースで発行される会報誌も役立ちました。受験出願スケジュールのお知らせはもちろんですが、たとえば、「法令等改正に関するポイント講義」、「建築設備系マイナー問題攻略法」といった独学では入手しづらい情報が特に有益でした。
次ページでは、補助教材としてお薦めの参考書をご紹介します。