江ノ電の魅力 風光明媚な沿線風景

江ノ電は、その風光明媚な沿線風景も大きな魅力です。

「鎌倉駅」を出発した江ノ電は、しばらくは住宅地の中を家々の軒先をかすめるようにして走ります。

「和田塚駅」、「由比ヶ浜駅」を過ぎ、大仏・長谷寺観光の玄関口である「長谷駅」の先で、江ノ電で唯一のトンネル「極楽洞(極楽寺トンネル)」を抜けると、「極楽寺駅」に到着。

山あいの駅のような風情の「極楽寺駅」。「関東の駅100選」に選ばれている

山あいの駅のような風情の「極楽寺駅」。「関東の駅100選」に選ばれている


自然に囲まれ、鎌倉市内でも特に閑静な「極楽寺駅」周辺は、映画やドラマのロケ地になることもしばしば。最近では、TVドラマ『最後から二番目の恋』の舞台にもなりました。

「極楽寺駅」の次の「稲村ヶ崎駅」を過ぎると、左側の車窓に海が顔を見せ始め、「七里ヶ浜駅」に近づくと、大海原が広がります。

江ノ電の車窓に広がる大海原

江ノ電の車窓に広がる大海原


江ノ電の駅の中で最も海からの距離が近く、「関東の駅100選」にも選ばれている「鎌倉高校前駅」周辺は、憧れの"湘南"のイメージそのまま。海辺の景色は「腰越駅」手前まで続きます。

「腰越駅」を過ぎると路面電車となり、自動車や人と一緒に商店街の真ん中を走り、「江ノ島駅」へ。

腰越駅と江ノ島駅の間の路面電車区間

腰越駅と江ノ島駅の間の路面電車区間


「江ノ島駅」の次は「湘南海岸公園駅」に停車し、「鵠沼駅」の手前で江ノ電唯一の鉄橋「鵠沼鉄橋」を渡ります。

鵠沼鉄橋を通過する江ノ電

鵠沼鉄橋を通過する江ノ電


その後は、閑静な住宅地を走りながらいくつかの駅に停車し、終点の「藤沢駅」に到着します。

海あり山あり、そして路面電車の風景まで楽しめる江ノ電。わずか10kmの"プチ旅"ながら、さまざまな電車旅の魅力が詰まっています。

途中下車して見に行きたい オススメ撮影スポット

風光明媚な沿線を走る江ノ電ですから、どこで撮影しても絵になりますが、とくにオススメ度の高い撮影スポットがいくつかあるので、ご紹介したいと思います。

■江ノ電唯一のトンネル「極楽洞」
江ノ電で唯一のトンネル「極楽寺洞」

江ノ電で唯一のトンネル「極楽寺洞」


1ヶ所目は、江ノ電で唯一のトンネル「極楽洞」(「長谷駅」~「極楽寺駅」間)。撮影は、極楽寺駅近くの赤い欄干の「桜橋」の上からが狙い目。

馬蹄形の小さなトンネルからひょっこり顔を出す江ノ電が、なんともかわいらしい!

■江ノ電とアジサイのコラボ 御霊神社前
御霊神社前で見られる「江ノ電とアジサイのコラボ」

御霊神社前で見られる「江ノ電とアジサイのコラボ」


長谷の御霊神社(権五郎神社)前にある踏切付近が、2ヶ所目のおすすめ撮影スポット。

鎌倉といえばアジサイのイメージですが、御霊神社前の線路沿いにはアジサイが植えられており、梅雨時には多くのカメラマンが「江ノ電とアジサイのコラボ」を撮影しに集まります。

撮影時には、くれぐれも電車の接近にご注意ください。

■湘南の海と空 スラムダンク踏切
「鎌倉高校前駅」手前の踏切は「スラムダンク踏切」と呼ばれ、外国人観光客に人気

「鎌倉高校前駅」手前の踏切は「スラムダンク踏切」と呼ばれ、外国人観光客に人気


もう1ヶ所ご紹介するのは、「鎌倉高校前駅」手前の踏切と坂道。この「日坂(にっさか)」から撮影する江ノ電とその向こうに広がる海と空の風景は、本当に爽やか。

ちなみに、この踏切は、アニメ『SLAM DUNK(スラムダンク)』のオープニングに登場する場面のモデルになった場所で、最近は「スラムダンク踏切」と呼ばれ、アニメを見た海外からの観光客もたくさん訪れています。

次のページでは、意外な場所で出会える江ノ電と、江ノ電のお得な切符情報などをご案内します。