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手軽でおいしい!コンビニスイーツ2016トレンド大予測

コンビニスイーツのトレンドを予測する今企画、前編に続く後編では、ファミリーマート、スリーエフ、セブンイレブンの動向を解説します。

ファミリーマートは、プレミアムシリーズが好調&定番アイテムを魅力強化


熊本県産和栗のモンブラン

バニラムースとホイップクリームに「熊本県産和栗クリーム」を合わせた小ぶりな「熊本県産和栗のモンブラン」(195円)

ファミリーマートのスイーツといえば、まっさきにイメージするのが「俺の」シリーズ。甘いもの好きな「スイーツ男子」をターゲットに、「ボリューム感」と「甘さ控えめ」を主軸に据えた商品設計で人気を博しています。

2014年は、「俺の 草団子」や「俺の コーヒーゼリー」、「俺の 丼プリン」など多数発売。新商品を出すたびに売れるという反響の大きい商品であり、意外にも女性の購買も多い反面、「ファミリーマートのスイーツ=「俺の」の印象が強すぎるのでは」と語るのは、株式会社ファミリーマート・商品本部・デザート担当の川島裕さん。
そこで2014年度は全アイテムを見直し、ベルギー産チョコレートを使った『チョコレートケーキ』や、ミニマカロンをのせた『フロマージュ』『熊本県産和栗のモンブラン』など、素材はもちろんのこと、見た目の華やかさや女性向けのサイズにもこだわった商品を増やしてきました。

プレミアムクッキーシュー

通常の1.5倍の時間をかけて焼き、香ばしい食感に。「プレミアムクッキーシュー」(150円)

一方で、新たな主力商品として強化してきたのが、ワンランク上の「プレミアムシリーズ」。
9月に発売した「プレミアムクッキーシュー」(150円)は、同社の人気NO1スイーツであるシュークリームを進化させた一品。シュー生地は、ローストアーモンドを使ったクロッカン生地をのせて香ばしい食感に。中のカスタードクリームは卵黄の配合を高め、フランス産モンレニオンバニラを使い香り高く仕上げています。

ショコラ・ラテ

カカオ分約60%のチョコレートを加えることで、リッチなカカオ感が楽しめる「ショコラ・ラテ」(220円)

そして2014年、新たに販売されヒットした商品が、6月より発売された「カフェフラッペ」。
これは、ミルクコーヒー味のかき氷にエスプレッソ抽出のコーヒーを注ぎ、シャーベット状に溶かして楽しむフローズンコーヒー。コーヒー本来の香りや味わいが楽しめ、スイーツの売れ行きが鈍る夏の看板商品となりました。
「カフェフラッペ」に替わり、秋冬の新商品として「ショコラ・ラテ」が10月より発売に。カフェラテに別添えのクーベルチュールチョコレートを加えて飲む、新タイプのチョコレートドリンク。

フルーツプリン

女性をターゲットに開発した、4種のフルーツがのった華やかな「フルーツプリン」(258円)

そして今、ファミリーマートが取り組んでいることは2つ。まず一つ目は、ハンドタイプ商品のさらなる魅力強化です。コンビニのスイーツで最も売れるのは、やはりシュークリームやエクレアのようなワンハンドで食べられるスイーツ。「弊社ではもともとヒット商品の『Wクリームエクレア』があり、エクレアとシュークリームが根強い人気を誇ります。今後はさらにこの2アイテムを看板商品としてイメージアップさせたいと考えています」(川島さん)

そして2つ目は、焼き菓子のさらなる拡張です。もともと焼き菓子は約30品と充実のラインアップを誇るファミリーマートですが、今後は半生タイプの商品など新しい味づくりにも取り組む予定だそうです。コーヒーとのセット買いで需要が高まっていると言われる焼き菓子ですが、積極的な攻めの姿勢でさらに市場が活性化しそうです。

次は、スリーエフの2014&2015年動向をチェック!