サークルKサンクスは、定番商品の強化&ハンディ・ミニタイプの商品を充実


窯出しクリームチーズスフレ

スフレやムースなど4層構造で絶妙な味わいを表現した「窯出しクリームチーズスフレ」(180円)

サークルKサンクスの2014年上半期は、リニューアル品も含め1週間に7~8品のペースで新商品を発売。話題の希少糖スイーツやクロワッサンドーナツなど、トレンドも取り入れた変化に富む品ぞろえが印象的でした。「上半期を振り返ると、商品のバラエティ感や売り場の華やかさは訴求できた反面、抜きんでたヒット商品は生まれにくかった、という反省点もあります」と語るのは、株式会社サークルKサンクス商品本部・バイヤーの高橋香織さん。

サークルKサンクスのオリジナルスイーツブランド「シェリエドルチェ」は、ワンランク上の本物のおいしさと、ワクワクするような品揃えをコンセプトに、2007年11月にスタートしました。ブランド創設から7年が経ち、コンビニスイーツという市場が確立されてきた今、2015年からはもう一度ブランドのコンセプトに立ち返り、よりターゲットを明確にした商品開発を行なっていく方針だと高橋さんは言います。

「近年は有職女性も増え、仕事の合間のひとときや、家事の息抜き、帰宅後のリラックスタイムなど、スイーツを楽しむシチュエーションも多様化しています。それぞれのシーンで利用しやすいスイーツを提案し、忙しい女性の日常にささやかな癒しを感じていただければ、と思っています」(高橋さん)

赤ぶどうと3種のベリー

果汁とピューレを加え素材感を高めた「こだわりの贅沢 赤ぶどうと3種のベリー」(185円)

一方、2014年9月に発売され、来年はさらなる躍進が見込まれる自信作が、砂糖・香料・着色料不使用の果汁100%ドリンクです。「近年、人気急上昇中のスムージーをコンセプトに開発した商品で、ミキサーにかけたようなとろりとした濃厚な味わいを再現しました」と語るのは、株式会社サークルKサンクス商品本部・マーチャンダイザーの牧野浩明さん。「これまでコンビニで売れているチルド温度帯のドリンクはコーヒー系が圧倒的でしたが、近年はレジ横で提供している淹れたてコーヒーの導入により、今後は売り方が難しくなってくると感じています。この商品開発の狙いには、コーヒー以外の売れるドリンクを育てたいという思いもあります」と牧野さん。朝食や間食にスムージーや野菜ジュースを飲む人が増えている今、新たなニーズを吸収できそうな商品として注目です。

ミニクレープ

お手頃価格&食べきりサイズが嬉しい「ミニクレープ(いちご味・チョコ味)」(各108円)

2015年度の展開について、サークルKサンクスでは大きく2つの指針を掲げています。
1つは、シュークリームやプリン、エクレアといった定番売れ筋商品のさらなる進化です。「これまでファンの多い定番アイテムに関してはあえて味を変えずにきたものも多いのですが、ターゲット層の20~40代女性は、デパ地下から専門店まで様々なお店の味をよく知っていて、商品を選ぶ目もシビアな層です。そうした方にもっと身近で価値を感じていただけるように、本物のおいしさをさらに追求していきたいと思っています」(高橋さん)

そしてもう1つは、手軽に食べられるハンディタイプやミニサイズ商品の強化です。サークルKサンクスでは人気NO.1商品のチョコバナナクレープやスティックタイプのチーズケーキなど、ハンディタイプの商品を得意としてきました。今後はそれをさらに強みとしながら、女性が食後やおやつに食べるのにちょうどいいミニサイズの商品も充実させていく方針です。

コンビニスイーツ=おいしい、が大前提になった今、今後はより生活にフィットした商品設計が女性の支持を集めるきっかけになりそうです。

続く後編では、ファミリーマート、スリーエフ、セブンイレブンの動向もまとめています。こちらも合わせてご覧ください!

*販売価格は、すべて税込表示です

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