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イチローに青木、ドラフト4位はスターの道という事実(2ページ目)

ドラフトで何位指名を受けた選手が活躍しているのか? 過去のデータを紐解くと、“意外にも”と言っては失礼だが、ドラフトで4位指名を受けた選手が最も“結果”を残しているのだ。

瀬戸口 仁

執筆者:瀬戸口 仁

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ドラフト4位指名は、実質野手の1位指名?

この現象の原因は、いろいろと考えられる。各チームともドラフト戦略として、“投手”を上位指名に持ってくることが多い。社会人や大学卒の即戦力はもちろん、高卒でも2、3年後の活躍が見込まれる投手は上位指名される。投手には肩やヒジに故障がどうしても付きまとうため、仕方ない面もあるだろう。

これを受けて、野手は3位もしくは4位以下での指名が増えてしまう。たとえ4位指名でも、そのチームの野手としては“1位指名”といっても過言ではないのである。したがって、野手で4位指名以下でも落胆する必要は全くなく、過去の顔ぶれを見てみればわかる通り、胸を張っていいことになるのだ。

今年の4位指名はどうか? 楽天は、日本人の祖母を持つ日系ブラジル人で長打力と強肩が売り物のルシアノ・フェルナンド外野手(白鴎大)を、中日は広角な打撃が魅力の石川駿内野手(JX-ENEOS)を4位で指名した。スター候補というのはまだ早すぎるだろうか?
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