テクノポップ/Perfume関連

Perfume×台湾紀行 第1章:ファンの熱意にほっこり

Perfume WORLD TOUR 3rdにかこつけて、台湾に行ってきました。親日と呼ばれる台湾ですが、10月31日に台北国際会議センターで行われたライヴ、いったいどんな状態だったのでしょう? 先ずはライヴが始まるまでの第1章です。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

韓国公演は断念

Perfumeのライヴ・レポートを久しぶりにいたします。前回のレポートは、今年の春に金沢で行われたRHYMESTERとの対バン形式の「Perfume FES! 2014」でした。その際、「次回は、初海外レポート。韓国、ソウル、UNIQLO-AXでのマキシマム ザ ホルモンとの対バン・ライヴの様子をレポートしてきます!」と宣言をしました。もちろん、僕は韓国での公演チケットも飛行機チケットを入手し、準備万端でした。しかし、韓国客船「セウォル号」転覆事故という大変悲惨な事態となり、その影響で公演は中止となりました。犠牲者の方々にはお悔やみ申し上げます。

PerfumeとRHYMESTER、感動の共演!(All Aboutテクノポップ)

ぐるんぐるん

レポートはしませんでしたが、8月から9月にかけてPerfumeは、国内ツアー「Perfume 5th Tour 2014 ~ぐるんぐるん」で全国7都市を廻っていました。それにかこつけて、地元大阪に加えて、広島と札幌にも行ってきました。金沢もそうでしたが、日本の地方都市は独自の食文化があって楽しいです。もちろん、新曲4曲の『Cling Cling』や最近のツアーではやってくれなかったレアな選曲の公演も楽しかったです。

台湾を選んだ理由

そうこうしていると、「Perfume WORLD TOUR 3rd」がアナウンスされ、韓国で果たせなかった海外レポートを敢行すべく、台湾へ行くことにしました。台湾を選んだ理由は、旅費が安い(LCCを使えば、関西からだと札幌とほとんど変わらず、ホテルのコスパも高い)、しばらく行っていなかった(約10年ぶり)、台湾には少数民族(または先住民)の文化がある、という理由です。最近は、ほっこり台湾とか言われて、女子にも人気の手軽な海外となっていますが、僕はそれほどほっこり系の場所には行きませんでした(笑)。

現時点では、台北とシンガポールでの公演が終了し、ロサンゼルス、ロンドン、ニューヨークの3公演を残していますので、公演の詳細内容については後日となりますが、台湾では実際のところ、Perfumeはどれほど受け入れらていたかという点についての僕の考察をまとめてみます。同時にせっかく台湾まで行ったので、台湾にまつわるお話もさせてください。また、最終となる11月15日のニューヨーク公演は、全国の映画館でライヴ・ヴューイングも行われます。はい、行きます。ちなみに僕なんかよりもっと強者の日本人がいました。ヨーロッパ在住の彼は、日本のぐるんぐるん、そして今回の台湾にも参戦し、次のシンガポール公演にも翌日向かいました。

 

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