写真撮影/風景・夜景を撮る

紅葉も背景が大事? 人と差を付ける紅葉撮影のコツ(2ページ目)

秋といえば「紅葉」です。夏に真っ青だった緑が赤やオレンジに色づきます。ただ、キレイな色づきとはいえ、そのまま撮ってもありきたりな写真になりがち。人と差を付ける紅葉の撮影方法をご紹介いたします。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド

ホワイトバランスを考える

ホワイトバランスを「オート」(カメラが判断)の設定にしていると、自分が見たままの色を再現できないことがあります。赤やオレンジが多い紅葉の場面では、カメラが赤やオレンジの光源を紫や青側にしようと設定してしまうことが多いのです。

■参考:ホワイトバランス設定の基礎知識

ホワイトバランスオート

ホワイトバランス「オート」


ですので、ここは赤やオレンジ色などを一際映えさせる、「曇り」や「日陰」といった設定にしてあげると、より紅葉らしい写真が撮れます。

ホワイトバランス曇り

ホワイトバランス「曇り」


こちらの写真のほうがよりイメージに近い色合いではないでしょうか。実際に目で見た時と同じような暖かみを感じることができます。

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