湯上りは、ツルツルのたまご肌
宿の自慢の一つは、男女別の大浴場。その浴室は、木目のような模様が特徴の多胡石が使われていて、温かみがある雰囲気。温泉は、村の西部に位置する八方尾根の麓に湧く「白馬八方尾根温泉」を運んできています。泉質は、Ph値が11を超える強アルカリ性単純温泉で、肌表面の汚れや角質を溶かす役割をしてくれます。なので、湯上りの肌はツルツルに!そして、ハンディシャワーとカランも完備されているので快適です。スキーやトレッキングなどアクティビティを思いっきり楽しんだ後に、足腰の疲れをとりつつ肌もケア。小さい宿ながらも、寛ぎと機能の両方を備えていることが嬉しいですね。田舎料理にガレットまで、体に優しい女将さんの味
食事は食事処でいただきます。料理は、女将さんが先代から引き継いだ味を守りながら、野菜や川魚を中心に手作りされる体に優しい料理。「旬のものをいただく」という、当たり前のようですが都会では得られない贅沢が味わえます。特に、山里の宿らしく、春には山菜料理がオススメです。また、お楽しみは朝食で出される白馬のご当地メニュー「白馬ガレット」。白馬ガレットの定義は、
- 生地には白馬村のそば粉「はくば蕎麦」を使用。
- トッピングをする素材は地元産にこだわる。
- 「白馬クレーピエ」が提供する。
忘れかけていた日常こそ、ラグジュアリー
宿の価値とは何でしょう? 外国人客が選んだ真のラグジュアリーとは、唯一無二の環境で、自分たちのルーツを真摯に守り続ける宿でした。私たち日本人にとって当たり前の「もてなし」が外国人客には、独創的にみえるのです。観光庁の統計でも、訪日外国人旅行者が「思っていた以上に満足した」という問いに対し、最も高い満足度を示したのは、「日本の日常生活体験」でした。白馬の魅力はスキーシーズンの冬だけではありません。秋になると、山の白、麓の紅葉、里の緑が織りなす「三段紅葉」を見るができますし、なんといっても、春は山菜の季節。女将さんの山菜料理を目当てに温泉旅行に出かけるもよし。夏は、爽やかな空気の中、トレッキングを楽しむのもいいでしょう。
訪日外国人客ばかりが「しろうま荘」を利用して、日本人がこの魅力に気付かないのは、もったいないと思いませんか? この春夏の旅先にいかがでしょうか? 彼らが求めるラグジュアリーは、都会人をも満足させてくれることでしょう。
■長野県・白馬村 「しろうま荘」
- 住所:長野県北安曇郡白馬村八方5004
- 電話:0261-72-2121
- 宿泊料金:1泊2食10,800円~(税込/2名1室利用時)