ルーペを使って拡大して撮ってみよう
100円ショップで購入できる拡大ルーペ
マクロ機能とは、被写体にレンズを近づけてもピントを合わせて撮影ができる機能。一眼であれば交換レンズ、コンパクトデジカメであれば本体にマクロ機能がついていれば接写撮影ができます。
しかし、マクロ機能がない機種の場合、クローズアップ撮影を諦めなればならないでしょうか?いえいえ、ちょっとしたものを使えば簡単なクローズアップ撮影ができるのです。
ここで使うものとは、「拡大ルーペ」。100円ショップで購入できるものを使います。
100円ショップで購入できる拡大ルーペは、だいたい拡大率が約2~3倍程度のもの。2倍であれば単純に倍の大きさに見えるわけです。これを使えば、マクロ機能がなくても被写体を大きくして撮影することができるわけです。
とても単純ですが、これだけで簡単に被写体を大きく見せてよりアップにした写真が撮れます。
レンズの前に拡大ルーペを入れて撮影
撮影方法ですが、拡大ルーペを通してものを見るようにしてレンズを通してカメラのモニターまたはファインダーで被写体を見てみます。カメラのレンズとルーペの距離を変えると見え方が変化していきます。同じルーペを使えば拡大率を変わりませんが、ルーペからのレンズへの距離の取り方で見え方が変わります。
どちらの写真を撮るときも、ルーペ越しで見えている被写体にピントを合わせていることを確認してからシャッター切ります。ここできちんとピント合わせをしておかないと、ピンボケ写真になってしまいます。また、マクロ機能がないレンズ等で撮影しているわけですから、被写体に近づきすぎるとピントが合いません。ルーペを利用して被写体を拡大させて撮影するのがコツです。
次のページでは、ルーペで拡大した部分だけを切り取る方法を解説します。