SUBARU(スバル)/レガシィ

新型レガシィ・アウトバック/B4が登場(2ページ目)

初代から25年の時を経て、6代目に代替わりした新型レガシィは、レヴォーグが国内向けに導入されているため、アウトバックとB4の2本立てになる。先代からの進化具合とは?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ターボは未設定で、2.5L NA1本で勝負

レガシィ

スバルのフラッグシップモデルになった新型レガシィ。先代よりもサイズアップして内外装ともに大人の雰囲気に

市場ごとに最適なエンジンを投入するとの考えで、日本向けは2.5L NAを搭載。レガシィはターボだろう! という声に対しては、NAの扱いやすさと現在ではやや大きめの排気量で、パワー面も燃費面も両立するという構えだ。

パワーと燃費向上は先代からわずかだが、約8割のパーツを新設計するなど、気合が入っている。

「FB25」エンジンは「先代」の最高出力173ps/5600rpm、最大トルク235Nm/4100rpmから、175ps/5800rpm、235/4000rpmと2psだけだが向上し、最大トルク発生値は100rpmだけ低くなっている。

また、JC08モード燃費は14.4km/Lから14.6km/L(B4は最高で14.8km/L)と若干向上している。

大きくなった恩恵で新型レガシィは居住性と積載性を向上

レガシィ

ワイド感と安心感を両立させたというインパネ。ダッシュボードなど広範囲にソフトパッドを採用している。スマホ感覚の操作が可能なナビは、スバル専用アプリ「STAR LINK」に対応する

居住性では前後席ともにヒップポイントを10mm高くして、見晴らしの良さを実現し、前後ドアの開き方も改善させることで乗降性を向上させている。後席の足元を先代よりも30mm拡大しているのも大きな室内スペースを希望するオーナーには朗報だろう。

レガシィ

大きなフロントシートは、日本人の平均身長ならかなりゆったりと感じる。Aピラーの付け根を前だしすることで、前方視界を確保している

積載性も向上していて、アウトバックは先代よりもVDA方式で39L拡大し、B4は45L拡大とボディ拡大の恩恵を感じさせる。

今回の新型レガシィ・アウトバックとB4は性能の向上はもちろん、感性に訴える領域まで踏み込んだとのことで、走りの面の質感がどれだけ高まっているかはまた別の機会でお届けしたい。

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