今回は、コンプレックスの解消から一歩進んで、ジャケットスタイルを例に、パーソナルカラーの基本タイプ別になりたいイメージを演出するコツを解説します。
パーソナルカラーとは、その人に似合う色のこと。似合う色は、あなたの肌や瞳の色に調和して、潜在的な魅力を引き出してくれます。ご自分のタイプがわからない方は、記事「20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 女性編」をご覧ください。パーソナルカラーの4つの基本タイプについて、解説しています。
【CONTENTS】
Page1:彩度差で見せる、スプリングタイプの大人コーデ
Page2:パープリッシュな大人色で魅せる、サマータイプのインパクト
Page3:オータムタイプをアクティブに見せる、チェック柄と差し色
Page4:ウィンタータイプの優しさを引き出す、シャーベットカラー
彩度差で見せる、スプリングタイプの大人コーデ
スプリングタイプは、どちらかといえば童顔の方が多く、年齢を重ねても若々しい雰囲気をお持ちです。プライベートでは得することも多いようですが、仕事の場面などでは迫力に欠ける傾向があります。大人っぽく見せようとして黒を選ぶと、お顔に影ができて、寂しそうに見えたり、疲れたように見えるので、あまり効果はありません。また、スプリングタイプのカラーパレットは、黒との相性がよくないので、着回しという点でもおすすめしません。白、グレー、ベージュなどを基調に、洗練された大人っぽさを目指しましょう。
スプリングタイプのカラーパレットには、明るく優しい色と鮮やかな色があります。鮮やかな色を選んだ方がメリハリの効いた配色になります。今回は、クリーム色のジャケットに、ブラウンの襟が付いたブライトグリーンのシャツをコーディネートし、彩度差の大きい配色にしました。仕事の場面では、凝ったディティールよりも、シンプルなデザインの方がスタイルが引き立ちます。
次は、インパクトを強めたいサマータイプのコーディネートのコツを解説します。