漢検に出題される「故事・ことわざ」

漢字検定の準1級と1級の試験では、「故事・成語・諺(ことわざ)」という設問があります。1問につき2点で10問あり、合計20点(200点満点)という配点となっています。一方、2級の試験では「故事・ことわざ」に関する設問がなく、漢検の受検要項の出題内容にも明記されていません。

しかし実際には、読み・書きの問題の中で、「故事・ことわざ」が数問出てきます。2級の試験では、書き問題25問(1問につき2点)のうち3問が「故事・ことわざ」となっています。
故事ことわざを覚えよう!

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漢検に合格するためには、ある程度故事ことわざに関する知識が必要となります。過去問や市販の問題集から故事・ことわざを集めて勉強してみましょう。

漢検2級と準1級の合格審査基準

ここであらためて、日本漢字能力検定協会のホームページに掲載されている、漢字検定の2級と準1級の程度と合格するための審査基準を見てみましょう。
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(参考)漢検の概要>審査基準
http://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/review.html#le02
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この審査基準の2級と準1級を比べてみると、準1級では《四字熟語・故事・諺》という見出しで、「典拠のある四字熟語、故事成語・諺を正しく理解している」と記されていますが、2級では、《四字熟語》の見出しで「典拠のある四字熟語を理解している」と記されています。

つまり、2級の審査基準内容には、「故事・諺」は見出しとして含まれていないのです。2級ではあくまで《読むことと書くこと》として「故事・諺」が出題されるということです。これは初めて漢検を受検する方にとっては盲点かもしれません。

それでは、実際に2級に出題されたことのある故事・ことわざの問題を次のページで挙げてみましょう。