10月16日(木)スタート
『科捜研の女』
テレビ朝日系木曜20:00~脚本:戸田山雅司、櫻井武晴ほか
監督:田崎竜太、森本浩史、石川一郎
プロデューサー:藤本一彦、塚田英明、中尾亜由子
ゼネラルプロデューサー:井土隆
出演:沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、長田成哉、崎本大海、山本ひかる、西田健
「前シリーズから登場の藤倉刑事部長(金田)、元鑑識課長の彼は捜査に積極的に参加する科捜研の動きを封じようとして榊マリコと互角の攻防を展開。しかし今シリーズではマリコが失態を犯し藤倉に負けを認めてしまう。さらに事態は予想もつかない方向へ……」
15周年の今シリーズ、キャストは前シリーズと同じですが、スタッフ的にはメイン監督が田崎竜太になったのが最大の変更。平成ライダーシリーズで『アギト』『龍騎』『555』でメイン監督、『電王』から『オーズ』まで5作連続で全体の方向性を決める第一話監督を担当した主軸。これまでとは一味違った演出が楽しめそうです。
『MOZU season2~幻の翼~』
TBS系木曜21:00~原作:逢坂剛
脚本:仁志光佑
監督:羽住英一郎
プロデューサー:渡辺信也、井上衛、森井輝
エグゼクティブプロデューサー:津村昭夫、牧野力
出演:西島秀俊、香川照之、真木よう子、池松壮亮、伊藤淳史、長谷川博己、石田ゆり子、小日向文世、蒼井優、佐野史郎
「空港爆弾テロ事件から半年後、倉木(西島)は妻・千尋(石田)が参加した公安の潜入捜査グラークα作戦の真相を一人で追っていた。失敗した作戦なのになぜ千尋だけが生還したのか。その頃、北海道のエネルギー施設がロシアの武装工作グループに銃撃・爆破される事件が発生し捜査を担当する明星(真木)。一方、新谷宏美(池松)は死んだはずなのに首の後ろをアイスピック状の凶器で殺害された死体が発見される。捜査を進める倉木は官房長官の殺害容疑で指名手配される。その裏には池沢公安部長(佐野)の陰謀があった。」
地上波を見ている人には『ファーストクラス』と同じく3ヶ月おいてのシーズン2ですが、すでにWOWOWでは放送済。WOWOWは視聴契約数を増やしてメリットがあったようですが、地上波の視聴率がたいしたことはなかったTBSもこの作品は成功だったといっています。ということは、この後はやっぱり映画版で続編をやるんじゃないでしょうか。全5話と短いため11月20日には吹石一恵主演『ママとパパが生きる理由』が始まります。
『ディア・シスター』
フジ系木曜22:00~脚本:中谷まゆみ
演出:田中亮、平野眞、関野宗紀
プロデュース:中野利幸
主題歌:シェネル「Happiness」
出演:石原さとみ、松下奈緒、岩田剛典、平山浩行、森カンナ、田辺誠一、堀内敬子、平岡祐太、MEGUMI、片平なぎさ
「高校卒業と同時に姿を消し音信不通だった深沢美咲(石原)が姉・葉月(松下)の家に突然転がり込んできた。自由奔放な妹のせいで損をしてきたとの思いが強い葉月は追いだそうとするが、美咲は居座る。葉月は恋人の吉村達也(平岡)との結婚を急いでいるがなかなか思い通りにいかない。一方の美咲もなにか秘密を抱えているようで……」
今年のヒット作に多く見られるパターンはダブルヒロインもの。映画であれば『アナと雪の女王』、ドラマでは花子・蓮子の『花子とアン』およびこの枠の前作『昼顔』が代表。タイプの異なるヒロインを並べれば、女性がどちらかに共感するといわれています。スタッフも『ラストシンデレラ』組なので女性向きのドラマになるでしょう。
松下奈緒の真面目・不器用キャラはおなじみですが、石原さとみの自由奔放・天真爛漫キャラは『失恋ショコラティエ』がイマイチだったのが気になるところ。そこからどう修正してくるかがポイントでしょうか。
中盤戦まとめ
中盤戦の注目は水曜日。安定の『相棒』に対して激戦になりそうなのは22時台、『きょうは会社休みます。』と『ファーストクラス』の女の戦い。天然はマウンティングランキングは気にせず超越しているので『きょうは会社休みます』優勢でしょうか。同じく女の戦い『ディア・シスター』も注目です。