つらすぎる現実。どちらを選んでも過酷な状況で選択を迫られたら
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雪の日のドライブで交通事故に遭い、家族を失い、ミア自身も重傷を負って昏睡状態に。ミアの意識は自分の体から離れ、両親や可愛い弟との幸せだった17年の人生を回想します。幸せな過去を振り返り、死を選ぼうとしている彼女に看護師の制止を振り切って来てくれた恋人のアダム、ミアの夢を応援してくれるおじいちゃん、親友がそれぞれに想いを告げ、心を揺さぶります。
生か、死か……。ミアのような重い選択ではなくても、人生の分かれ道で悩む人は多いと思います。あまりにも辛い現実に絶望することがあるかもしれません。主人公のミアは事故から決断までの24時間で何を感じるのか。そして、彼女を一途に想うアダムとの切なく甘い場面は、ときめきを抑えるなんてできません。
原作「IF I STAY」(邦題「ミアの選択」)は2009年に刊行され、世界34か国で愛されるベストセラー小説。選択が変化を起こし、献身的な愛によって大切なことに気づかせてくれる作品です。
作品情報『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』
監督:R・J・カトラー脚本:ショーナ・クロス
製作:アリソン・グリーンスパン
製作総指揮:デニース・ディ・ノービ ゲイル・フォアマン ブラッド・ヴァン・アラゴン
原作:「IF I STAY」(「ミアの選択」/小学館刊)
出演:クロエ・グレース・モレッツ ミレイユ・イーノス ジョシュア・レナード ジェイミー・ブラックリー ステイシー・キーチ
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://www.ifistay.jp
2014年10月11日(土)ロードショー
伝説の女優グレース・ケリーから学ぶ「自分らしく生きる」ための覚悟とエレガンスを究める秘策
(C)2014 STONE ANGELS SAS
グレースは2人の子どもに恵まれたものの、王室の中では孤立。そんなとき、アルフレッド・ヒッチコック監督は新作「マーニー」で彼女をヒロインに起用しようと脚本を渡します。
そして訪れたモナコ公国存亡の危機。フランスのド・ゴール大統領が過酷な課税をモナコに強要、承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出したのです。
人気絶頂の26歳で結婚のために仕事を断念して、モナコに渡ったグレース。でも、心の奥では女優という職業への情熱がくすぶっていて、ヒッチコック監督からのオファーに心を動かされたりもします。完璧な美しさで人を圧倒しながらも、女性として多くの人が共感する葛藤を抱えていたことが作品からも分かります。
国際政治の激しい駆け引きの中で苦手だったフランス語を特訓して、外交儀礼、スピーチなどを学び、女優グレース・ケリーは完璧な公妃となったのです。愛する人と自分らしく生きるということには相当な覚悟が必要で、人生はおとぎ話のように簡単ではありません。
また、実際にレーニエ大公がグレースに贈ったダイヤモンドの婚約指輪やティアラ、ダイヤモンドの三連ネックレスなど忠実に複製されたジュエリーやグレースが実際に愛用していた当時のドレスなど、華麗なファッションにもうっとり。
エレガンスの意味を改めて教えてもらえます。
作品情報『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
監督:オリヴィエ・ダアン脚本:アラッシュ・アメル
製作:ピエランジュ・ル・ポギャム ウダイ・チョプラ アラッシュ・アメル
出演:ニコール・キッドマン ティム・ロス フランク・ランジェラ パス・ベガ
原題:Grace of Monaco
配給:ギャガ
公式サイト:http:/grace-of-monaco.gaga.ne.jp/
2014年10月18日(土)ロードショー