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三菱i-MiEVが約300万円ダウンの2ケタ万円!(2ページ目)

なかなか普及が進まない電気自動車ですが、セカンドカーとしての利用なら十二分に活用できます。とはいえ、いくら補助金がでるといっても、新車時価格が398万円(発表当時)と高額なのがネックでしたが、今なら中古車で約90万円から手に入ります。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

i-MiEVが持つ電気自動車ならではの加速感の乗り心地

i-MiEVのベースは軽自動車のi(アイ)。リア・ミッドシップレイアウトというユニークなプラットフォームが採用されています。
三菱i-MiEVundefinedインパネ

軽自動車のiと同じデザインのインパネですが、消費電力を示すパワーメーターや航続可能距離表示計など電気自動車ならではの計器類が運転席前に並びます。シフトは通常のDポジションと燃費走行時のEcoポジション、急な下り坂などで使用するBポジションを選べます

iでは後席の後ろ&後輪の前にエンジンを搭載しましたが、i-MiEVでは代わりにモーターを配置、前後席のシート下にリチウムイオン電池を搭載しています。

iもi-MiEVもリア・ミッドシップレイアウトというだけで十分魅力的ですが、さらにi-MiEVは電気自動車ゆえの加速感が一度乗るともう病みつきになりそうなくらい爽快です。その加速感は、フツーにセッティングするとiのターボ車よりも強烈なため、あえて「ターボ車から乗り換えても違和感のないように」抑えられているほどです。

しかもガソリン車と違うので、唸りません。モーターの金属的なキーンという音がしますが、i-MiEVではモーター特有の高周波音を遮断するための遮音材が追加されています。
三菱i-MiEVundefinedミーヴパワーボックス

東日本大震災を受けて2012年から販売が開始されたミーヴパワーボックス。1500Wを連続で5~6時間使用するとは、一般家庭の約1日分の電力にあたります。非常時はもちろん、外出先で電子レンジを使うなどレジャー時にも活用できます。約15万円

そのためガソリンエンジンとは比べものにならないほど静かです。つまり静かに、あっという間に気持ちよく加速していくのです。また、重いリチウムイオン電池を搭載するためボディ剛性や足回りも強化したことや、重心が下がったこともあって、乗り心地がiよりも格段にいいことも特徴のひとつです。

気持ちよく加速して、乗り心地もいい。そんな軽自動車、そうはありません。セカンドカーにしておくのがもったいないくらいです。それが100万円以下から狙えるわけです。発売当初の新車時価格は398万円。4年でざっと300万円落ちというわけ。しかも走行距離の短い中古車が多いんです。

電気自動車というと先進的な、あるいは環境問題に関心のある人という印象がありますが、i-MiEVの中古車を買う人は、さらにクレバーな選択をする人というイメージも出るのではないでしょうか。それに週末のドライブでもない限り、1日で100kmなんてまず走りません。そんなセカンドカーなら航続距離を気にせず利用できるのではないでしょうか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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カーセンサーnet
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