大平山 ~鎌倉で一番高い山!

まだ元気がある方は、ぜひなだらかな尾根道を西へ歩いて、大平山(おおひらやま)へ向かいましょう。再び視界が開け、広場の向こうに、階段のような岩塊が現れます。
階段のような大平山の岩塊

階段のような大平山の岩塊


このてっぺんが大平山の山頂。標高159.2メートル、鎌倉では一番高い山です。頂上からの見晴らしを楽しんで…。三方を山に囲まれる鎌倉のまちの、緑の豊かさを実感できます。この辺りは昔から鎌倉アルプスともいわれるところで、見晴らしの良い、ちょっとした高度感のある景色を楽しめます。お弁当を持ってきていたら、ぜひこの広々とした広場や岩場で広げるのがおすすめ。
鎌倉で最も高い大平山の山頂

鎌倉で最も高い大平山の山頂
 

頂上を満喫したら、西へと進みましょう。ところどころアップダウンのある尾根道です。ドングリが落ちていたり、落ち葉をカサコソ踏み分けたり……秋のハイキングを楽しんで。やがて、道標のある分岐点に出ます。
覚園寺方面へ降りる目印となる分岐点の道標

覚園寺方面へ降りる目印となる分岐点の道標

もう疲れてしまった方は、右手に降りると、すぐ今泉台六丁目公園に出ます。公園を出て左に進み、緑道で右折すると半蔵坊したバス停から大船駅へ出られます。まだ頑張れる方は、左手の覚園寺方面へ降りるのがおすすめ。そしてまだまだ余裕で歩ける方は、直進し、建長寺まで足を伸ばしてもいいですね。ここでは左折・南下して覚園寺へ降りてみましょう。


百八やぐら ~道の脇にたたずむ中世の史跡

左に進むと、やがて道の左上に、大きな洞穴が口を開けているのが見えます。百八やぐらともいわれる、やぐら群です。
百八やぐらと呼ばれるやぐら群

百八やぐらと呼ばれるやぐら群

やぐらとは、中世の武士や僧侶のお墓。鎌倉時代、山が多い鎌倉で貴重だった平地をお墓に使うことが禁止され、山の斜面に穴を開けたこの「やぐら」が作られるようになりました。歴史の趣が漂う史跡に、こんな自然の中で出会えるのも鎌倉ならではの魅力ですよね。

道を下っていくと、山すその辺りにも、大きなやぐらがたくさん口を開けています。やがて山道は尽き、舗装路となって、道端に小さな石塔が並ぶ分岐点に出ます。天園ハイキングコースの覚園寺口に到着。もし時間が合えば、いったん西の谷戸の奥へ進み、覚園寺に行くのもおすすめです。