なぜ彼女は海外遠距離の彼を信じれたのか?
カナダ・バンクーバーでボディーセラピストとして活躍している窪田有紗(Arisa Kubota)さん。前回の記事では、28歳の有紗さんが日本で女医という輝かしいキャリアを手放してカナダへ語学留学、日本への帰国2か月前に運命の彼に出会い、1年後に彼を信じてバンクーバーへ戻るまでのお話を紹介しました。そんな彼女の視点から海外との遠距離恋愛、さらに両親との葛藤や決断する大切さについて伺いました。前回に続き、国際結婚をより成功させるためのポイントを語ってもらいました!
日本人同士であっても、彼の行動や言動に対して、心から信じられないという悩みを抱えている人も多いと思います。
なぜ、彼女は初めての外国人とのお付き合い、日本と海外との遠距離恋愛、さらに言葉と文化の違いなど数々の困難を超えて彼を信じることができたのか?国際結婚を通じて、より幸せになっていく女性についても語ってもらいました。
男の信頼度を測る世界共通のキーワードとは?
日本では、ナンパで出会って遊ばれて終わったなんていう話をよく聞きます。でも外国人のコミュニケーションの常識で言えば、そもそもナンパという概念はないのかも知れません。きっと彼からすれば、偶然にパブで出会った彼女に話しかけて意気投合したという感じでしょう。ロマンチックに言えば、それこそ運命の瞬間とも言えます。出会ってから先の恋愛や結婚という部分で真摯に付き合えるパートナーとなるかは、日本の恋愛感と大きな大差はなかったと有紗さんは言います。
カナダ人の彼が真面目で誠実な態度で向き合ってくれたから、「日本とバンクーバーで離ればなれになっても心配する要素がなかった」と、言います。やっぱり日本人、外国人と国籍は関係なく世界共通の男性の信頼を測る最も大事なキーワードは誠実さなのです。
例えば、有紗さんのケースでは、出会った翌週に彼からもらった初めての電話で、「もし君がボクとデートする関係になる気がないなら、もう電話はしないから、きちんとそう伝えて欲しい」と言われたそうです。
そして、もうその週末に彼はバンクーバーから彼女が住んでいたビクトリアというフェリーか飛行機でしかこれない場所にすぐ駆けつけたそうです。
さらに彼の誠実さを物語るエピソードとして、彼女の携帯電話が止まってしまい連絡が丸一日つかなかった時のこと。彼はビクトリア市中の病院に、「アリサという日本人の女性が入院していないか?」と心配して電話をかけ続けたそうです。
まるで映画のワンシーンのようですが、そんな話を聞けば国籍なんて関係なくその人の誠実さと人間性がわかるものです。
>続いて国際結婚を成功させる女性のキーワードとは?